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カテゴリ: 2009 千秋太后

  • 契丹の聖宗に哀悼の意を、謹んで…
    [ 2011-01-14 19:47 ]
  • シナリオ 千秋太后 (7の2)
    [ 2010-08-09 00:28 ]
  • 千秋太后 第8話
    [ 2010-08-07 00:33 ]
  • 千秋太后 第7話
    [ 2010-08-04 16:05 ]
  • 千秋太后 第6話【後篇】
    [ 2010-08-03 13:24 ]
  • シナリオ千秋太后(6の4)
    [ 2010-07-31 16:07 ]
  • 千秋太后 第6話【前篇】
    [ 2010-07-31 15:57 ]
  • 千秋太后 第5話
    [ 2010-07-28 01:36 ]
  • 千秋太后 第4話
    [ 2010-07-27 17:23 ]
  • 千秋太后 第3話
    [ 2010-07-25 03:24 ]

契丹の聖宗に哀悼の意を、謹んで…


ブログタイトルに在りながらも未だきちんと観てはいない「千秋太后」なのですが、
チラチラと横目で確認だけはしており、秘かに注目していたのが契丹メンバー。中でも、若き日の聖宗。

演者であるオ・ゴヌさんが、昨日・1月13日、交通事故で亡くなられたのだそうです。


凍った坂道で滑ってトラックと追突したらしい。
1981年生まれですって、若いなぁ、切ないな…


私にも交通事故の経験があります。
ぶつかった先はガードレールだったけれど、一歩間違えば今こうしてここには居ない。

車は一人一台ともいうべき土地柄で歯ブラシと同じように何気なくハンドルを握る毎日に、
つい忘れがちになってしまうが。

命を動かしているんだよな、そういえば。


これから、というときに失われた才能を忘れません。
どうか安らかに…





画像元→






by kaiju-momonga | 2011-01-14 19:47 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(2)

シナリオ 千秋太后 (7の2)


音を立てて器が割れる。
彼の身体には毒となり得る薬を盛られた器が。

今まで以上の激しい咳込みに狼狽を隠せない内官が医官を呼ぼうとする。

しかし皇帝は内官の腕を掴み引き留める。

医者は要らない。
代わりに。
あの男を呼べ、黄州院君を…!





身を起こすことも叶わぬ皇帝が御前に控える男に訊ねる。

「いつからだ。いつから朕の座を狙っていた?
 まぁ…答えを聞く必要もないな、もうすべて、無駄なことだ。
 これらすべては朕のせいなのだから」

苦しげな息、止まらぬ咳。
もはや回復の望めぬ皇帝を前にし、言葉を失う男。

「そなたに譲位すれば終わるのか?
 それとも。
 朕の血筋まで殺さねば終わらぬのか?」

それは違う、と男は答える。
断じて違う、皇位を望むのは血の嵐を止めるため。
妹の息子であり甥でもある太子を殺すなど考えられる訳がない…

「そうか」

仮にも妻の兄にあたる男の真摯な物言いは、皇帝をも納得させたようではある。

「天地神明に誓えるか?」

誓う、と答える男。

「そうか…」

皇帝の眼差しが緩む。

「もしかすると、これが天の意思かもな…」

視線を遠くに泳がせながら呟く皇帝。

「ならず者の朕よりは黄州院君のほうが、
 高麗をよきに導ける皇帝の器であると分かっておったわ…」

なんと言葉を掛けてよいものやら迷う男に、皇帝が告げる。

「朕はそなたに譲位しよう」

陛下…!

思わず声を上げた男の内心には何が去来したのだろうか…?

「だが、皇后と息子の安全は保障するのだ…!
 これを違えれば…」

込み上げるものに耐え切れず身を起こした皇帝の口から鮮血がほとばしる。

「必ず…」

咄嗟に皇帝の身を助け起こす男の胸ぐらを掴み、言葉を振り絞る。

「必ず、誓いを守るのだ。
 誓いを破ったら…、朕は死んだ後でも恨みを晴らしに来るぞ…
 必ず晴らしに来る…!」

はい、陛下…、誓います…!

神妙に応える男に、ようやく安堵したかのように、ひとつ息を吐く皇帝。

「もうよい」

瞳に光る涙の色は悔恨なのだろうか…

「もう、すべて終わった」

チェ内議令を呼べ、詔書を出すぞ。
譲位表明の詔書をな…。

力なく告げる皇帝、そして、とめどなく溢れる涙。

「この三文芝居も、もうこれで終わりなのだ…」

己の愚かさを嘲笑うように、その場にそぐわぬ高らかな笑い声を上げる皇帝。

そんな彼の身を支える男の顔にも、夢にまでみた皇位継承の歓びよりは、
妹の夫に対する痛ましさが浮かぶ…。










BSでは失くされた景宗の、空しく響く笑い声。
やり切れなかっただろう、この窮地を招いたのは自分なのだから。





窮地を招いたのは自分…?

あ、また。

中のおかたの愚かな過ちが私の脳裏に~っ。












追記

by kaiju-momonga | 2010-08-09 00:28 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

千秋太后 第8話


いよいよ最終回。


え、さいしゅうかい…?


うん、そう。私にとっては。


でもさ、ソレ言うなら先回やろ?陛下、もうおらんかったやんか?


居たのよ、ちゃんとっ。
とりあえずはファンボ・スさん、亡き夫との約束を守ってくださったようで。
回想シーンにちゃんと、彼は居たのです、切るしか能のないBSでは知らんけど。


この回想は、第6話終盤での出来事であり、ほぼ同じ台詞を彼は語るのですが、ひとつだけ。

「最近は皇后をからかうのが娯楽だ、酒も遊びもやめたのだ、大目に見てくれ」

と、こんな新たな一言も、聞けるのね、KBS World版では。
この台詞も、とっても好き。


ちなみにソレは。

ポエマー慶州くんが、
琵琶がどう、とか、空がどう、とかいう、
ナヨナヨした手紙をソリンギに送り付けた、
その次の場面です。






スちゃんが、赤子の頃が一番可愛かったワン・ソンを切なく見詰めながら、
在りし日の景宗を想い出す。

「赤子が…、太子が朕に微笑んだ」

しみじみと、景宗が妻に語り掛ける。
そして彼女の手を取り、あらためて誓う。

「我が子が、朕を見て笑った。
 朕は必ず、皇后とあの子をこの手で守ってみせよう」

長身の皇帝が、そっと身をかがめ優しく妻を抱き締める。

「皇后だけは朕を信じてくれ。必ず、朕を信じるのだぞ…」


母性本能をくすぐるオトコに弱い私ではありますが、
やはり女として、男に守って貰いたいという本能はあるのかもしれない。

その両方向から攻められて、堕ちないでいられる訳がない、この景宗という男性に。


「信じます。私は陛下を信じます…」

心から満ち足りた表情で、穏やかに夫に応える彼女だが。
結局、その約束を果たせないまま、彼は逝ってしまったのだ…。


あぁ、このふたりを、もっと、ずっと、見ていたかったなぁ…





さて。

この回ラストでついにご登場のジャミ夫人
嫌いじゃない、決して嫌いではないが、しかし~っ ^^;

んで、それ以上にイライラの種なのが、ソルちゃんなのよね、実は。
中の方のモンダイではないのだけれども。

きちんと視聴した私にならば、悲恋のふたりへの哀憫の涙も流せるのだろうか?

なに言ってんの、と、先を知ってるアナタは思われるのでしょうがぁ。

私は恋愛は好きですが、恋だの愛だのが人生の第一目的であるオンナにはヘドが出るんですよ、
悪いけど。

ホントは違うのかなぁ、ソルちゃん?

成宗さんも、大人キャストは多少マシとはいえ、どーにもイケ好かんけどもホントは立派な王様…?



いくつかの宿題を抱え、この先の長大な後日談を観るべく心を新たにする今宵。

日付変わって…
ウソみたいだけど、暦の上では、もはや秋ではありませんか~ ;







by kaiju-momonga | 2010-08-07 00:33 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

千秋太后 第7話


もうね、アホかと、BS朝日。

景宗の場面だけは、すべて在って然るべきだわ、うん。
切るならワン・チ、黄州院君っ。

おっと、ひとを呪わば穴ふたつ…

いいですよ、彼だって辛かったんやよね…
んで、ちょいと占い信じすぎちゃっただけなんよね…


ソレはもう少し先でのオハナシだが。






チェ・ジモンのせいや~っ!

私の陛下の病を悪化させたこのクソ爺ぃめがっ。





さて。

この回につきましては、私は再び寡黙であります。

ただ、泣いた。

そのことだけをお伝えしておきます。



泣かないひとなんですけどね、わたし。
泣けない、と言ったほうがよいかもしれない。
それでも、愚かな皇帝の最期には涙が溢れた。

いかがでしたでしょう、みなさまは?
演じた役者の力量も、感じ取ってくださったかなぁ…?



ホント、景宗を語るときの私は別人のようやわ。 ^^;
まともに語ってるもん、ちゃんと彼を褒め称えつつ。



好きだな、やっぱり。

自制も出来んアホやけど、好きやなぁ…



本日は、小さな声で呟きつつ去ります。

こののち。
彼の居ない「千秋太后」につきましては、もしかしたらもう少しドクも交じるのかもしれませんが。

第7話だけは、大切に大切に、宝物のように真綿にくるんで語りたい、
そんな私なのでありました…。





でもね、それはKBS World版のオハナシね、何度も繰り返して申し訳ないけれども。

ここっ?ここで切るか?!

って叫びながら観てましたよ、もう。

そのあと、が泣けるのですよ、陛下の妻を想う気持ちが胸に刺さって。
ホントはこんな場面です。→ シナリオ 千秋太后 (7の1)


景宗の病名を知ったファンボ・スが彼をなじるのですね、私にまで隠すなんてあんまりだ、と。
涙ぐむ彼女を、思わず抱き締める彼。

心配は要らない、誰よりも長く生きる、生きてみせる。

自分に言い聞かせるように呟いた、そのあと。

軽く笑うのよ、彼は。
夫の身を案じるあまり崩れそうな妻を、包み込むような慈しみでもって、大丈夫だから、と。
今までが今までだからな、と、冗談のように。

ファンボ・スに母の愛を求めた景宗が、我が子の誕生と共に備えた父性を窺い知る瞬間であります。

そして、再び鋭さを増した視線で己の余命を見詰める。

このときのチェ・チョロさん。


巧いです。


彼の、この緩急自在な芝居があればこその景宗だったのだと、思い知らされるこの場面。
BS朝日をご覧のみなさまにもお見せしたかったわ…


黄州院君を呼び譲位を口にする場面につきましても。
そのあと、です、観ねばならぬのはっ。


更には、ラスト。
死期を悟った景宗の、それでも妻を笑顔で迎えようとするいじらしさ。

詳しくは、こちらをご参照のこと。→ シナリオ 千秋太后 (7の3)


現れるのが遅すぎたぞ、と彼は妻に言うのです、まるで軽口でも叩くように。
私が一番、泣けて泣けて仕方のなかった台詞をBSは浅はかにも切ったけれど。

最後の最後まで妻だけは心配させまいとする彼の、いつのまにか備わった包容力と、
それなのに妻を置いて独り逝くしかない無念に、
滂沱の涙で画面が曇ったのは私だけではない筈だ。

そして。
自分亡きあとも、妻が別の幸せを求めることに躊躇いを感じず済むよう、
努めて穏やかに、ただただ、愛した女のことだけを気遣う彼の台詞が在って初めて、
それでも、こんな愚かな自分だけれども忘れないでほしい、と流される涙が、
私の心を千々に引き裂いたのだ。


そこもここも、景宗という人物を語るには欠かせない場面なのに。
あぁ残念。


そしてカットもさることながら。

いっそ字幕など無しにしてしまえ…、私の陛下を冒涜するぐらいならばっ。





そういえば、寡黙でしたか?わたし?
あまりの違いに呆れかえり、ついつい言葉もすぎました。



BSで陛下にはじめましての方へ。
できれば、KBS World版も是非ご確認くださいね。

第2~8話だけでいいからさ…

見てやって、チェ・チョロの渾身の演技を、くまなく。

お願いね…







by kaiju-momonga | 2010-08-04 16:05 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(4)

千秋太后 第6話【後篇】


コ・ヒョン。

常に我が皇帝陛下の側近くに控える、この老人のことを、
私はもしかしたら勘違いしていたのかもしれない。

イカレ景宗だったときも温かく、心を痛めながらも臣下の域を超えて親身に彼を見守る姿に、
感謝してもし切れないと思っていたのだけれども。

今回あらためて気付いたよ。
そういえばそうだった、元凶はコイツやないかっ。

この爺ぃが、あの男を招くよう皇帝に進言さえしなければ。

彼はもう少し長生きし、最愛の我が子の皇位についても、
もう少し憂いなく旅立てたことだろうに。


この爺さま、今もう既にジイさまですよね?私の見間違いではありませんよね?

なのにっ。

生後一か月のワン・ソンがパク・チビンとなりイ・インとなっても尚、生き続けていたのだ、このおひとは。

最後まで居たんですかね?確認しなくちゃ、ちゃんと。

あ、あと、ファンボ・スさんが本当にちゃんと、
時々は景宗くんのことを思い出してくれてたかどうかも、要確認やね。


本筋は?


いーの、そんなのどうでもっ。


ひとはこれを開き直りと呼ぶ。






こっから先はKBS World版に基づいてのオハナシとなりますが。

眠る妻を起こすに忍びず、傍らに腰掛けそっと見守る皇帝。
この場面が大好きなのです、私。

このときのね、チェ・チョロさんの幸せそうな笑みを一時停止してずっと眺めていたこともある。

今、このような状況にある彼を思えば切なさのほうが増してしまうのかと思ったのだけれども、
そういう訳でもなかった。
やはり今の私も、妻を愛しく見守る景宗と同じように、チェ・チョロを愛おしく眺めてしまいました。

千秋太后は、景宗は、私にとっては特別なんです。
景宗観てたらチェ・チョロのことなど、切り離して考えられるような気さえしてきたもん。


ところで、私の気に食わないワン・チさんですが。

彼が「野望」と口にしたのはKBS World版です、ちなみに。
BS朝日では「野心」と、多少ソフトなニュアンスでした。

けど、よーするに。

ほしいよ皇位、絶対ほしいよ、ちょーだいよっ。

ってこと、やろ?

私の陛下の敵やんか~!


もう本筋ぜーんぜんムシっ。
そんなオハナシでは、たぶん無いはず ;






そういえば。

テジョヨンのときは、ですね。

戦争大好きヨン・ゲソムンよりも、
清濁併せ呑み平和に事を運ぼうとしている(ように私には見えた)プ・ギウォンのほうに、
世間の皆様の誹りを恐れず加勢していた私なのですが。

なんだか長いモノには巻かれとけ的な平和主義者である(ように私には見える)
この成宗というおひとには、どーにも点数が辛いのだ、何故か。

なんでアッチにもコッチにもヘイコラしてんねんっ、建国の祖の遺志をお忘れか?!
陛下で何がアカンのや、この腰抜けがっ。


「己の卑劣さを民のせいにし敵に地をやる王など仰がれませぬ」

そうそう、言ってやってよ腑抜け兄ちゃんに、第1話でのスさん!

だからといってアナタのように、
はいタタカイっ、闘えばいいんでしょっ、ってモンでもないとは思いますが~ ;


でもまぁ、それもこれもテキトー視聴における感想ですので。
そのあたりも宿題ですね、今後の。


一応、観ようとは思っておるのですが、陛下亡き後も。
でもなぁ…

彼が命を掛けて守り抜こうとした妻子は、あんなんになっちゃうからな~ ;
誰に心を寄り添わせればよいものやら…


主役カップルにね、そそられんのやね~。

私にはまだカン・ジョ以上にその良さのわからないキムちゃんを、
いったいどのように観賞すればいいんだか。

キムちゃん。
キム・チヤン@キム・ソックンさんです。


どうにも、陛下への想いがまともな千秋太后の観賞の邪魔をする。

成宗さんは、私の陛下の皇位を奪ったヤツだし、
キムちゃんは、私の陛下のスちゃんを奪ったヤツだし。


スさんのほうから積極的に「奪われに」いったという気もしないでもないが… ;






…そういう訳で。
正しい千秋太后を知りたい方は、ココへは来んといてくださいね?

好きなように、好きなトコだけ語りたいんですよ。
惚れ抜いた景宗を、いつまでも中心に置いて、ね。


強いてひとり、景宗でないオトコの名を挙げるとすれば、耶律ムギ

やゆるむぎ、片目の契丹人。
14年前のスちゃんの矢に左目を潰された、人非人の彼です。


インパクトのあるおひとが好きなのさ ♪






契丹チームのお衣装が好き。
ソレは大祚榮のときも思いました。
大祚榮のときは、お衣装「は」好きなのに、って感じでしたケドね、イ・ヘゴくんが情けなさすぎて。 ^^;


…なんだかハナシが逸れる一方なので、これにて終了。

前後篇でお送りいたしました千秋太后第6話、言いたいことは結局。


主役は景宗。


以上っ。







by kaiju-momonga | 2010-08-03 13:24 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

シナリオ千秋太后(6の4)


太子の誕生を祝う儀式の場。
居並ぶ家臣の歓呼の声に満足げに頷く皇帝。

だが。

時折目を閉じ頭(かぶり)を振る彼。
寄せられる眉根に、身体に巣食う病魔が案じられる。


絶えない万歳を手で制し立ち上がる皇帝。
以前からは考えられないような、堂々とにこやかな姿で謝意を述べ、そして恩赦を命じる。

「義刑台は朕の詔書に従い罪人たちを放免せよ。
 また、開京の民…」

突然。
声を詰まらせる皇帝。

よろめく彼を傍らの内官が慌てて支える。

「民に酒と餅を…」

それでも言葉を絞り出す皇帝だが。
その手は胸を押さえ、そのまま足元へと崩れ落ちる。

皇帝の大事に騒然となる一同。





皇帝の寝所。

苦しげな呻き声とともに身を起こす皇帝。

「皆には何と言った?」

多忙による疲労だと。
休めば回復すると、そのように…。

「よくやった」

内官の返答にとりあえずの安堵を示す皇帝。

「絶対に病に気づかれてはならん」

肝に銘じる、と内官が答える。

そのとき。
皇后の来訪を告げる声。

「何、皇后が?!」

さっと寝台から降りる皇帝。

「皇后よ。休んでいればいいのに…」

己の病よりも産後の妻を気遣う彼である。

「大丈夫ですか?!倒れたと聞いて…」

不安を隠せない声色で夫に問う皇后。

「おやおや…」

軽い笑い声を上げる皇帝。

「皇后を驚かせてしまったようだな。
 大したことはない。
 遊んでいた者が急に働いたので少し疲れただけだ」

あくまでも冗談のように済ませようとする皇帝だが。

「本当ですか?もしや悪いところでも…?」

皇后の表情は晴れない。

「朕が皇后を寡婦(やもめ)にすると思うか?
 心配は無用。ほら、この通り!」

軽口でその場をやり過ごすと決めた彼は腕を上げ、市井の民のするように軽く曲げてみせる。

それでも、そんな夫を見詰める皇后の瞳からは憂慮の揺らぎが消えることはない…。










あらためてKBS World版を確認してみた。
あまりにも印象が違うので。

上記の台詞を語る陛下に惹かれたのですよ、私は。
BS朝日めっ、改悪しおって…!



皇帝は、そなたを守る、と言った。
妻を掻き抱きながら、そう言ったけれど。

ファンボ・スの身を守るのは、皇帝である彼、
つまり、曲がりなりにも絶対的な権力を持つ景宗であるのだろうが、
そんな彼の心を守るのは妻であるファンボ・スなのだと。

内面の弱さに打ち勝ち、愛する者を守ろうと強くあるべく己を奮い立たせる男と、
強靭な精神で男を信じると決めた女の愛の物語なんですよっ。

そのことを、ちゃんとわかっていたら、
改心した? んじゃ、ハイッ、丁寧に話しましょうね、王様 ♪
なんて安易な字幕は付けれん筈だ。



一箇所だけ。

景宗の最後の台詞。
「ほら、この通り!」

KBS World版では、
「ほら、ピンピンしておる」
です。

でもさ。

「ピンピン」はしないでしょ、皇帝は ;


ちなみにBSでは、「こんなに元気です」でした。

でももう、そんな些細なことなどどうでもよいほど気に入らんのが丁寧語。
止めてくれ…!





それにしても。

第6話の主役は誰がどう見ても景宗だ。
よくぞここまで、たったこれだけの出演量にも関わらず、
これほどまでに印象深く演じていただけたことよ。

ほら、惜しいでしょ、この才が失われたら?
異論はないやろ、さすがに?





また見せてください、あなたの演技を。
お願いしますね、チェ・チョロさん…。








追記

by kaiju-momonga | 2010-07-31 16:07 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(3)

千秋太后 第6話【前篇】


悪いけど。
コマカいよ、この回はっ!


まずは、BS朝日におけるカットについて。

切りすぎっ。
切ってもいいけど、わかってなさすぎっ。

私が彼に堕ち、こんなブログまで始めてしまったきっかけとなった、あのシーン。
あの皇帝の微笑みを、なぜ?
なぜ切ってしまえる?!

よろしければ「シナリオ 千秋太后」と題したこの過去記事をご参照のこと。
ト書きには私の個人的な思い入れがこもってますが、台詞はKBS World版そのままです。

ついでに、こちらの過去記事とかも読んでみて?
いかにBSでの陛下の描写が足りないかがわかるから。

子役時代の主役は彼なのにさぁ。

え、異論?

認めませんっ。

チェ・チョロとキム・ソウン。

このふたりを置いては決して語れぬ、千秋太后序盤であります。

ホントにね、大人キャストに変わってからの視聴者の落胆は大きかったんだから、リアル放映時。

って、さも知ってるように語っちゃいましたが、リアル時は私は知りません。
そんな頃はまた別の方を想っていたわ、彼の存在を知ってはいても意識することもなく。

まさか今、こんなブログまで書くほど彼に嵌るとはねぇ ;


しかも。

まさか今、そのブログの目的である当のご本人が芝居人生の瀬戸際とはね…

ネット上の過去記事なんかを読み返すと非常に物哀しくなりますわ。
ちゃんとわかってた筈なのに、なんでやのん、チョロさん…






つい俯いてしまう自分を鼓舞し、次っ。

BS朝日における字幕について。

突然、ですます調で語り出す陛下。
なぜっ?!

もうね、このシーンもあのシーンも、台詞ソラで言えるほど観ましたから。

ちっが~うっ!

って、叫んでしまいましたわ、ワタクシ。


好みの問題だけではない。
「ですます」であってはならない理由は、ふたつ。

ひとつ。

彼は皇帝なんですよ。
そりゃ、今までは、とてもそう主張できない行状ではありましたけども ;

でもね、とにもかくにも皇帝な訳です。 偉いんですっ。
妻に対してでも威厳は要るのですよ、基本的には。

で、たまに、つい丁寧に話してしまう、そこに皇帝の人間味を見、心動かされるんやんか、視聴者は。


朕は、KBS Worldでも丁寧ではなかったか…?


そうですよ、言ってますよ、確かに。
でもソレは、あくまでも芝居がかりおどけた調子で語るときやろ、陛下?
もしくは、我が子の誕生という神聖な出来事の前に畏まってるときやわ、日常ではない。

もうひとつ。

景宗、という人物を考えるとき、彼はそんな、
父親になったからといって急に妻に丁寧語で話し出すような、そんなタイプではないんです。

妻とはいえ、彼がファンボ・スに求めるものは母の愛でもあった筈。
たとえ本人には自覚がなくとも、そうであった筈である。
母親には終始一貫ヤンチャなものさ、息子なら。

そんな彼を、表向きは夫として皇帝として敬う態度を崩さず、
しかしながら、見えない大きな母性で包み込む、ファンボ・ス。

そのような愛情の行き交う様をきちんと表すには、デスとかマスとか会話しててはアカンのですっ。
そこらへん、考えて訳せや、BS朝日よっ。


自らの病名を突き付けられた皇帝の台詞も。

「朕は生きねばならぬ。命を救ってくれ。
 お前の処方には素直に従う。
 生きるためなら毒を飲まされても針を数百本打たれてもよい。
 
 朕は死なぬからな。何としても生きる。
 我が子が誕生するのを見てその子が成長し皇帝になるまで見届けるのだ。
 生きねばならぬ。死んでたまるか。」

ではなく、

「朕は生きるぞ。だから生かせ。
 お前の処方に無条件で従うぞ。
 生きるためなら毒でも飲み針だって数百本でも刺されてやる。
 
 朕は死なぬ。絶対に生きるぞ。
 我が子の誕生を見届けその子が長じて即位するまで守らねば。
 朕は生きる。生きねばならん。」

であるべきだと思います。


救ってくれ、だなんて、頼まへんて、陛下は。
毒だって針だって主体的に享受するんよ、彼なら。
んで、守るでしょ、守りたいでしょ、我が子のことはさ。


あぁ重箱のスミ~っ!


いいのよ、自己満足なんだから、そもそもが。
どーせ誰も読んでやしないさ ♪

あ、でも意外と読まれてたりして。
彼、注目されちゃったからな、酔っぱらって嘘ついたせいで。

^^;


でもさ、字幕って大事です。
印象、違ってしまうもん。

こんな調子で、次回第7話はどうなるんやろか…

かつての私が突っ込みどころを捜そうともせず ;号泣したあのシーンだけは、
よくよぉく、考えた上での台詞を語らせてやってよね、頼みますっ。





ところで。

「子供も産めぬくせにつべこべ申すな。(BS朝日版)」

コレ、ひどいよなぁ、そりゃ王の妻たる者の最大の勤めではありますが。
言うに事欠いてこの台詞、まったく… ;

でも景宗くんだから許しちゃう。
いや、むしろ。

好きな子にはトコトン尽くすクセに、そうでない存在にはこれでもかってぐらい冷淡。
そんなトコロも魅力的に感じてしまう。

惚れた弱みってヤツさ、困った困った。 ^^;


弱みついでに。
またしてもワン・チに物申してすまないのだけども。

キミが皇帝にならな、民は救えんの?

これまでの陛下を見てたらキタイ出来へんのもわからんでもないが ;

子を得て聖君に変わる可能性とか、そっち方向で考えられんのか?
仁義礼智のある、民が安心して本分を果たせる国を統治する皇帝を、「補佐する」。
ソレではアカンの?
病に倒れさえしんけりゃ、景宗くんだってソコソコやれたと思うよ、いい王様。

どーにも、この彼が気に食わんもので。 ^^;

正しいのはアチラなのでしょうが、愚かな皇帝を庇ってしまうのですよ、私はね。

でも語るに落ちてますやんか、黄州院君。
今、野望って言ったよね?

結局のところ、己の欲望のままに欲する玉座で正解なんやね?

いやさ、とにかくチェ・チョロしか、景宗しか観てなかった私が今回、
以前は早送りしていた場面もちゃんと確認しましたらね。
このワン・チさんが、こんなにも皇帝の座を欲していた、という事実がたいそう意外で驚きまして。

私の皇帝陛下の前では殊勝な態度見せてたクセにぃ。

欲しかったんやんか、喉から手が出るほどっ。


ま、だからどうってオハナシでもないのですが。


あぁでも一応、私の苦手な本筋を語るってヤツか?

ちゃうか… ^^;






という訳で、後編へとつづく!

(笑)







by kaiju-momonga | 2010-07-31 15:57 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

千秋太后 第5話


DV 夫~っ。

(笑)


いや、笑ってる場合、ちゃうねんけど~ ;






ご覧になりました、みなさま?
青筋立ててのチェ・チョロの熱演。

彼のさ、この役者魂を、どうぞどうぞ評価してやっておくれ~っ。


あんま、大きな声じゃ言えんケドさ…

このような、鬼畜ってのはこのことさね ♪みたいな芝居、
それをこなせる役者が、好きなんですよ、わたし。

すばらしいわ、チェ・チョロさん。

この演技があるからこそ、この先の彼がコロッと、そう、コロコロッと豹変し、
スちゃんと息子くんにメロメロのパパになっちゃうのが、
この上なく愛しく、そして哀しく私の胸に迫るのだ。


しっかし。
どうせ、すぐにお隠れあそばす陛下なのにさ~。
なんでカットしちゃうかな、BS 朝日さん?

悪夢にうなされ飛び起きる景宗、のシーンもなかったやんか~。

要るでしょう、ソコは。
自らの制定した復讐法のせい(つまり自業自得 ;)とはいえ、
血の海でのた打ち回る者どもに怯える彼が、飲まなやっとれんっ、ってなっちゃう憐れも、
もっと強調してほしかったわ、彼を愛する私としては。


可哀想なオトコやなぁ…
ホントはいいヤツなのに。


ウソこけっ、って思うアナタ、次回第6話をサッサと観なはれ。

ツンデレもここまできますと感服するより他なし、ってレヴェルの、
皇帝の名に恥じぬデレデレっぷり、見事っ。



そんなトコロもね、中のお方を思い起こさせるのよね、わたしに。

擦り切れるほど観た千秋、その子役時代であるのだが、
見れば見るほど、彼が景宗なのか景宗が彼なのか、境目が曖昧になり、
亡くなってしまった皇帝の生まれ変わりのように見詰め続けた彼だったのだ。






あかん…
千秋のハナシをしようとしても、景宗のハナシしかできん ;


まぁ、いいことにしといてください。
あらすじとか、そのようなモノは書けん、私には。



さて。
この回で、とうとう喀血した陛下でしたが。

激しく咳込む演技に没頭しすぎて、本当に意識を失くしたこともあったそう、チェ・チョロさん。

役者やろ~?!
身体張って演ってはったんよ…。


認めてやってね、お願いね?

アタシが言うことでもないんですケドね~ ^^;

でもさ、アナタだって、また観たいでしょ、このキレっぷり?

もう充分? 私生活でも見せてくれたから?


おぉっと、ファンとも思えぬブラックな突っ込み~ ♪




…なのにまだ飽き足らず、またまた小声で呟かせていただく。

彼のその、神憑り的なキレ具合は、ですねぇ。

言っていいのかな…。
えぇいっ、言ってしまえ~っ。


「酒に酔ったときの自分を
 思い起こしながら演じた」



…んだそうです。



シャレんならんやろ~? ^^;



こんなこと、わざわざ世間サマに暴露してどーするよ、ファンとして?!
って感もありますが~ ;

だって私、彼を許してないもん、心の底では。

そうなんですよ、おかしな心境なんだけどサ…

彼を庇い立てしてくださる記事なんかもヨソのブログにはなくもなかったりするのだけれども、
そんなのを読むと、逆に腹を立てたりもしてしまう。

とにかくアホなのはあのオトコっ。
おわかり頂けてますか、その点っ?!


なんてね ;


なのに。

そう、それなのに。

演じる彼を目の当たりにした私は、手のひら返して世間に詫びるのだ。
お願いだから許してやってくれっ、と。

どんなにアホでも鬼畜でも、この芝居を失くさないでくれ、と、
もう畳に額をこすりつけでもしそうな勢いで、懇願してしまうのだな、なぜか。


演じる彼に惚れたので。

彼の罪を憎んでも、彼自身を憎んでも構わないけれども、

お願いだから彼の演技だけは認めてやってほしい。


あぁもうホント、アタシが言うことちゃうんやケドね~ ^^;





ところで。

以前にも触れた字幕の件。

KBS World 版のが、全般的に好みです。
なんで変えちゃったのかなぁ?

例えば。

妹を辱める夫を、憤りつつも涙ながらに諌めるファンボ・スの台詞。
KBS World では。


皇帝なら皇帝らしくなさいませ。
いつまで無頼漢のように過ごす気ですか。
それで民の父と言えますか。

澄んだ水に顔を映しなさいませ。
どんなにひどいお姿か分かりますか。
目を覚ましてください。



ほら、ちゃうやろ~?

格調の高さとか、さ…




でも実は一箇所、へ、陛下がそんなこと、仰いますかね ;ってトコがあるのですよ、次回。
BS では何と仰るのかしらね?



このシーンのソウンちゃん、非常に好みです。
気の強いオナゴが好きなんです。

まるで我が子を叱る母のような、
怒りの中にも愛情が透けて見える彼女の感情のほとばしりが私の目を引きます。



そして、彼女を打とうと振り上げられる皇帝の腕が左なのにも、目が留まる。

左利きのチョロさん。

どうしてもどうしても、皇帝陛下の中に演じた彼ご本人を見出し、
勝手に心乱されている、アホな私です。


役者なら役者らしくなさいませっ。


…ごめん、つい。 ^^;






最後に(笑)本筋。


キム・ホジン、風流にも程がありませんか?

同じひとりの人間としてはアナタの生き方に共感もするが、
ドラマの登場人物としては、いーんかいなソレで ;と思うんですが。

あ、慶州院君ワン・ウクさんのことです、コレ。
王族のクセに、そのヤル気のなさはなんやの… ;
冷たい人間ってゆーより、つまらない人間って思いますケドね~。

この先、ナヨナヨと恋愛に走ってた記憶がありますもので、
ついつい、こんなことを感じてしまいましたが。

ホントは胸張り裂けんばかりの切なさだったのかもしれません。
テキトーやったし、わたしの観方。
そうそう、だから宿題なんよね、この方々の色恋は。


以上。


おしまい?


うん。


みじかっ。


それでも、一応は本筋とやらにも触れようとする努力は認めてくださいな。 ^^;







by kaiju-momonga | 2010-07-28 01:36 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

千秋太后 第4話



元記事






蒼のひと、景宗。

私が最も心惹かれ、チェ・チョロ本人も思い入れがあると語った、
この冴え冴えとした色彩の衣に身を包んだ彼が、出会いだった。

背後で燃え盛る炎よりももっと、熱いものを瞳にたぎらせた皇帝が、
己の傷をさらけ出し激しく祖母をなじる。

そう、その場面なのです。
私が彼の芝居見たさに家事の手を止めたのは。


誰? この役者は?

チェ・チョロ?
チェ・チョロって誰?

えぇ~っ、スンミン~っっ?!



で、今に至る。


至っちゃいました、どーしましょ ;




本当は、もっといろいろなことに着目しながら観るべきなんだろうけれども。
あきまへん、彼しか目に入らん~っ。

すばらしすぎる、チェ・チョロ…

こんなに貢献したんだしさ、ねぇ、KBS さん?
もう少ししたら、また出してやってよね?
お願いね?





それにしても、可哀想なのはソルちゃんだ。
ス、独りでよかったやんか、結果論だけど。

景宗くんのせいだよね、腹立ち紛れに、どっちもよこせ~っ、なんてムチャ言ってからにぃ ;

でも私、子役時代のソルちゃんは可愛くて泣き虫ウジウジが少々鬱陶しかったけれども好きでしたが、
ご成長あそばされたのちの彼女は、悲劇のひとだとわかりつつもイマイチでした、実は。

恋に突っ走るオナゴは好かんのや。

でもソレ、かなりテキトーに観ての印象ですから。
そのあたり、確認するのも宿題ですね、今回。


あ、陛下御崩御の先も観る気になってるのか、わたし…?




さて、王様、無事に?両手に花となられ、ご満悦…
ってか、酔ってはるワ、またしても ;


あぁもうっ、忘れたくても忘れられんやろ、中のおひとの行状をっ。


でも。


意外とみなさま、気にせず観ていただけてる?
…だと、いいな。 ^^;




ゲルより


酔っ払いでも、好きです。








なんとか本筋にも触れる努力をしてみる。

キム・シモンこと、ジグァンさま@テジョヨン、こんなに早い段階からちゃんと居たんだっ。
ロマンスグレーのステキなおじさま、好み~ ♪
景宗くんの敵だけど ;


私が気付けなかっただけで、ちゃんと第3話にもいらっしゃいましたね ;
もしかして、もっと前から居た?
とにかくチェ・チョロしか観てなくて、どーもスミマセン…




新羅系ってのは、目的は新羅復興なのね?
当たり前っちゃあたりまえだが ;

もう5代目の皇帝だってのに、未だ前政権を引き摺ってるのか…
9代徳宗の時代にようやく政治的安定を得るのでしたっけ?
でも、皇帝ではなくなっちゃうんだよね~、もうすぐ。
名よりも実を取ったってコトなのでせうか?

ってことは、そうか。
ラストエンペラーなのだな、私の愛した皇帝は…。


あぁ、どうしてもハナシが逸れる ;




で、ワン・チは、なんであんなに小者な訳?
演じる役者の印象のモンダイ?

仮にも自分の妻に対して、出戻りとか、ヒドいやんか~。
KBS World 版なんて、年増女で嫌い、とまで ;
その方はねぇ、アタシの景宗くんの同母の妹であらせらるるんよぉ?

そうや、おばあさまっ、そんなヤツの頬はハタけ、ハタいてしまえ~っ!

んでさ、結局、皇帝になりたくてなりたくて堪らんかったんやろ、キミは?

そりゃ、現皇帝、あんなんですから ;
国を憂えるのもわかりますがぁ。

そのようには見えへんわ、ただ己の欲望のままに欲する玉座って感じですケド。

あ~イケ好かん、はよ、成人しぃや、コム・モジャム@大祚榮は嫌いではないのだから。


…以上、この回の本筋でした。


うん?
本筋? コレが?



まぁ比較すれば、ってことで… ;







<追記>


本記事冒頭画像の元記事。
もしお時間が許せば、ぜひお読みいただきたい。
2009年5月19日のチェ・チョロが、インタビューに応え真摯に語っております。

この長いインタビューの最後は、彼のこんな言葉で締め括られておりまして。


誠実な演技者、自己管理が上手な演技者。
演技を得意というよりも努力しているのが目に見える演技者。
人間味が感じられる演技者。
そのような俳優として記憶されてほしい。



一行目、苦笑いしか浮かばんけどね~ ^^;

でも。

このまま消え去るには惜しい役者であることは、
千秋太后をご覧のみなさまならば感じてくださることと信じます。


どうか。

役者の「罪」は芝居であがなうべく、彼の前にもいつか道ができることを。

祈ってやってください…。







by kaiju-momonga | 2010-07-27 17:23 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(0)

千秋太后 第3話


書くのも辛い、などと言いながらも。
観ればやはり、叫びたくなるのがチョロふぁんというものだ。



景宗~っ!



しつれい。

だって好きなんだもん。
この方がいなければ、ブログなんてやってなかった。

なにがそんなに好きかっていうと。

ソレを言い出すのは、今のこの状況ではひっじょーに辛いのだが ;

妻子のために酒を止めた。

この一点において、私は惚れたんだな、彼に。

そうなのですよ、チェ・チョロさん…




止めるのはもう少し先ですけどね。
酒だけやないで? オンナ遊びからもスッパリ足を洗って。
女冥利につきますやんか、自分のために生き方まで改めてくれるやなんて。


お前のためなどではない、皇后のためである。


あ、陛下…。
揚げ足取るんじゃないわよ、嘘つきのクセにっ。



… ^^;



ごめんねぇ、もうネタにでもせな、やってらんないもので。

この回でさ、景宗が自分に立ち向かってくるファンボ・スに、
「朕は皇帝だぁ~」って叫ぶトコ、あるやんか?

もう、そのシーンでね、わたしったらなんと。

大笑い。


はいはい、皇帝こうてい、偉いエラい。
だ~れも認めてへんケドね~っ。
ホンマ、なっさけないやっちゃな~ ;

陛下に盾突く度胸?

なに言ってんのや、チェ・ソムさんっ。
こんな、酒飲んでキレるようなしょーもないオトコなど、
たとえ子供といえども怖るるに足らぬわっ。



「俺はコワくない」っていきがってたカン・スンジュさんとか、
とにかく情けない陛下の中のおひととか、
もう、そんな諸々が浮かんでは消え…

とうとう千秋までもがネタドラマ。

それもこれもあのアホのせいや、アタシのせいではないっ。





まぁ、それはともかくとして。

傷を抱えたどーしょーもないヤツが、愛したオンナに変えられてゆく。
そのような、昔っからたいそうな好物である構図を見せられた日にゃ、
食いつかない訳には参りません。

その後、演じた彼もまた、私の愛した皇帝陛下と同じように、
家族のために好きだった酒を断った、との事実を知ったとき、
私の中で、景宗という人物はチェ・チョロそのひととなったのだった。

だからこそ、彼に惹かれ続け、
だからこそ、今回の不祥事を知り、まずは心底憤ったのだが。


あ、そうだ、今更だけど、第8話までのことについては順不同で語りますので。
なんにも知りたくない、まっさらで観たいってお方は、はい、さよーならー。





さて、今の陛下。

すばらしい…
馬鹿殿でしょ? (笑)

まぁこんな彼でさえ、時折見せる視線の鋭さに、私はもう痺れまくるのですけどね。

ましてや。

この先、我が子を得、妻への慈愛に溢れた彼が、それなのに病魔に侵され志半ばで逝く。

コレで惚れるなってほうが、無理っ。


私の中に強烈な印象を残して去った彼を追い求めて、
演じたチェ・チョロを見詰める日々に突入した訳なのですが。

王様でなくなった彼を、私は当初、かなり厳しい視線で見てましたね、実は。

今じゃ大好きなジュニョクでさえ、
ち、ちがうっ、アタシの陛下じゃない~っ!
なんて。


よそさまのブログを覗けば
史劇マジック
という言葉が、踊る踊る。 (笑)

ところが。

そこで幻滅せず、皆様が、そこまでそのように仰るのならば、
敢えて現代劇のチェ・チョロを極めてみましょっか ♪
という方向へと走ってみた捻くれモンです、わたし。 (笑)


ちょうどパートナーが始まり…
ヨンウなチェ・チョロはおかげさまでソコソコかっこよいオトコでしたので。
なんとなくそのままチェチョロ道から逸れることなく、本日に至っております。
幸か不幸か。

ホント、幸か不幸か…




で、コレのどこが千秋太后の感想なんだ、ってオハナシなのですが ;

言いたいことはただひとつ。
BS 朝日のばかたれっ。

切ったのよ、切りやがったのよ、私の陛下のあのシーンをっ。


ファンボ・スことキム・ソウンちゃんが亡くなったママに見えてしまい、そのままぶっ倒れた彼。
CM 明け、いきなりソウンちゃんと対峙してましたが。

あのね、ホントはね。

まだ意識の戻らない陛下、母を求めて虚空に手を差し伸べ、切なくうわ言を繰り返す。

そんな場面が、あったのよ、ちゃんと。

別に要らん?

あ、そう。

アタシは、空しく伸ばしたその手が再び力なく崩おれるのを想像させる、
ガクリと項垂れた彼の閉じられたままの瞳に、えっらい萌えましたが。

ヘンタイ?

そーかもね。 (笑)


開き直ったにんげんってこんなんですわ。
お見苦しくってスミマセンねぇ、もう。 ^^;




仮にも皇帝ともあろう者が、意識も定かでなく弱々しく寝台に横たわる。
アタシの中に眠るサドごころがチクチク刺激されるのだな、これまた。

本来強くあるべきオトコの弱っちい姿にどうしようもなく心乱れる傾向にあるワタシでした ☆





あぁだから、チェ・チョロを許してしまったのだ、きっと。

あの謝罪会見。
あの彼を見てしまったから。

でも。

キャラでやってよね、チョロさん…

あんなあなた、見たくなかった。
たとえそれが私の一番萌えることのできるツボキャラだろうと。

それが素のあなたであるだなんて、痛すぎるよ、心が…。






BS 朝日の暴挙は続く。 以下の場面もまたカットなり。


目覚めた陛下。
オロオロと見守る医官をドヤしつけ追い払う。

皇帝の身を案じるおじいちゃん@内官には、

酒飲んで酔っ払えば倒れて寝るだろーがっ

ですって ;





あぁあなたも、ソコまで飲んだのならばいっそ気絶でもすればよかったのだ。
記憶のないまま愚行に走るよりよほどマシだろう、そのほうが。






…かつて、働き続けるチェ・チョロの身体を気遣った私とも思えぬ暴言だが ;

ごめんなさいね、千秋太后の一般視聴者さま、そして正しいチョロふぁんのみなさま。

チェ・チョロそのひとに、激堕ちした景宗というキャラクターをそのまま投影していた私としては、
こんなことで、改心前の陛下と見まごうような姿を世間に晒さんでも ;と、
どうしてもソレとコレとを切り離しては考えられないもので。

できれば気にせず、作品そのものをご鑑賞ください、みなさまは。


これだけ叫ばれると、その気もないのにそんな先入観を植え付けられる?


うん…
アタシも、そうなのかなぁ、って反省もするんですけどねぇ。 ^^;

言いたいから言っちゃうけど、できれば読まないでほしいといいますか。
なのにチラシの裏でなくココに書くということは、やはり誰かの目には触れてほしいのか…

フクザツってことですよ、自粛中のチョロふぁんとしてはさ。


それにしても。

この、失神から覚めた陛下、そのチェ・チョロの演技。
切っちゃうなんてねぇ、ご覧になれなかった視聴者サマはお気の毒よね ♪

鋭利な刃物のような統治者としての顔と、その顔を一瞬にして道化に見せ掛ける皇帝の内面を、
見事なまでに演じ分けてくださるチェ・チョロさん。

オトコの意外性に惚れる私としては、
この、両極端のような様の的確に切り替えられた芝居に、役者としてのチェ・チョロの巧みを見、
益々そんな彼への敬愛を深めるのでありますが。


ベタ褒めやろ? (笑)

芝居ぐらいはいいやん、褒めたってサ。
たまにはまともなファンのようなことを言いたいときもあるのだ、私だって。



さて、BS 朝日に物申すシリーズ、最後は。

せっかくのお祭り気分を、まだ私にはそのよさがわからないカン・ジョ@チェ・ジェソン
台無しにされちゃった陛下、もう帰る、帰っちゃうゾ~、ってなりまして、
そのお見送りに行く訳ですね、スちゃんご一行。

そんな彼女らを目ざとく見つけたイカレ野郎@王様、輿を止めよと仰せになり、
まずは、おばあさまに皮肉たっぷりのご挨拶。

孫をお許しくださり感謝に堪えない、と語るババさまに、
「あなたのためではない」と陛下。

そうだよねぇ?
スちゃんのためやんね?

一目惚れ

ってことで、よろしい? 陛下?


この失くされたシーンでの陛下。
よくよく見てみれば、もうファンボ姉妹に対する視線は柔らかいのよね。
思慕して止まない亡き母の血筋に連なる者たちですからね、彼女らは。

つまり。

マザコン

ってことよね、陛下?

(笑)



母性愛。
コレもまた、私の琴線をキュンキュン刺激する重要な要素でして。

放っておけない、いたいけな陛下に、あらためて心持ってかれてはおりますが、
世間のみなさまは、いかが?



こんな飲んだくれの暴君、イヤですか、そーですか。

だが彼は生来は賢く慈悲深い良き君主たる人物であったのだ。
即位当初はそうだった、ってソ・ヒさんも仰ってたでしょ?

今だってね。
飲まなきゃ、彼は正しく鋭い判断力を備えた名君なのだよ。
敢えて臣下には馬鹿殿気取ってるケドさ。


そうそう、中のおひとも、飲みさえしなけきゃ、この上なく優れた役者なのだ。


… ^^;


ごめん。
反省し、もう言わん、と誓った筈なのに。

どうしてもどうしてもご本人がチラついて仕方のない、
困ったワタシですみません。






ところで。

字幕、違いますねぇ。

たとえば第2話ラスト。

渤海遺民を、「殺せ(ころせ)」と仰った BS での陛下だけれども、
KBS World では「殺れ(やれ)」です。

後者のが好き ♪

いや、人格疑われそうな台詞を取り上げてしまいましたが~ ;


そもそも私は「わるいひと」が好きなんですよね。
ろくでなしも嫌いではない。
愚かな男もかなりウェルカム。

だから、チェ・チョロの演ずる役柄はどれもこれも、
過去の、彼が生計のために引き受けた、ちょっとソレどーよ;な役でさえ、
なかなかに美味であった。

でも。

その、かなり少々後ろ指を差されかねないシュミを大っぴらに語るには、
演じるご本人は誠実な善人であるにも関わらず、という但し書きが必要なのさ。

なのに、ねぇ? ^^;





ファンでありながら、こうして彼の過ちをいつまでも穿り返す私である。

いいのかな。

まぁいいや。


… ;
いいのかよ?!



仕方ない。
ソレをなくすことなど出来はしないのだから。

そして。

たとえ世間が忘れても、彼自身が忘れても、
私は絶対に忘れられないのだから。



でもま、千秋太后第3話と名付けた記事において、
ここまで物語を無視しチェ・チョロのことのみを語り続けるほどには、
私は未だ彼への興味を失うことが出来ずにいるってこった。


以上。


おわり?


うん、おわり。


どっこが千秋…?


ねぇ… ^^;





by kaiju-momonga | 2010-07-25 03:24 |  2009 千秋太后 | Trackback | Comments(2)