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カテゴリ: 2009 パートナー

  • BS-TBSよ、お前もか…!
    [ 2010-11-19 19:58 ]
  • パートナー 第8話 (メ~テレ版)、とは名ばかりの、性懲りもない雄叫び
    [ 2010-04-11 14:57 ]
  • 変革 (パートナー 第14話より)
    [ 2010-03-15 23:38 ]
  • パートナー 第7話 (メ~テレ版)
    [ 2010-03-05 10:06 ]
  • 凛 (パートナー 第6話より)
    [ 2010-03-03 01:11 ]
  • 四度目の正直
    [ 2010-02-24 15:59 ]
  • パートナー 第6話 (メ~テレ版)
    [ 2010-02-24 15:37 ]
  • 温情 (パートナー 第5話より)
    [ 2010-02-22 14:54 ]
  • パートナー 第5話 (メ~テレ版)
    [ 2010-02-13 00:59 ]
  • 予兆 (パートナー 第4話より)
    [ 2010-02-06 13:14 ]

BS-TBSよ、お前もか…!

現在、「パートナー」を放送してくださっている、BS-TBS。
当然カットはあるのでしょうが、第7話のあの場面の重要性は、さすがに理解したやろ?
との期待を込めて、確認してみました。

…お前も、めーてれと同じか?!

切りやがったわ、あ~アホっ。


いくらキム・ガプス氏登場が重要案件であろうと、チョロふぁんとしては引き下がれません。
ですからお伝えしておきます。
イ・ヨンウのこの先の言動にちゃんと納得しながら視聴を続けたければ、
消されてしまったこの場面を記憶しておくように。


木曜日なんですよね、放送日は。
ちょうど衛星劇場では「恋愛マニュアル~まだ結婚したい女」をやってる曜日だ。


素晴らしいと思う、
チェ・チョロさん。



…素直すぎて気味悪いやろ?(笑)
でもね、そうなんだからそうとしか言いようがない。

特に本日のように。

成長の二文字は彼の辞書には存在しないとしか思えん
(が、もしかしたら愛嬌という言葉だけは7ページ分あるのかもしれない)
ナ・バンソクに続けて、
その前に録画してあるイ・ヨンウを確認しますと、ですね。

チェ・チョロという役者の備えた演技力の幅が如何に広いか、
そのどちらもが(私の好みはこの際置いときさえすれば;)見事な完成度でもって表され、
次にこの俳優がいったいどのような役柄を演じるのかが、楽しみでならなくなる。


次、か。

あるのかなぁ、ホントに?

時折、弱気になる。(苦笑…)



さて、「パートナー」について。

よく出来た作品だと思っています。好きです。
その上で、少々指摘するとすれば、セトル社のガラス、あの伏線、回収してないよね?
裁判自体は決着をみたけれども。

強度に問題があるってお話がヘユンにとってアキレス腱となり、
のちに一悶着起きるのかと思って待っておりましたが、なかったことにされたわ、ありゃ?

でもまぁ、それぐらいのことは、コレが韓ドラだということを考慮すれば、なんということもない。
よく練られた物語であったと思います。


物語には文句はない。
では何に文句があるのかというと。

イ・ヨンウ~;


もうシツコすぎるほど言いましたので止めとこうかとも思いましたが、
何度観直しても尚、私はヨンウに白夜を目指してほしくはない。
彼の痛みも弱さもわかった上で、そう思う。

余計、思うんですよ、あのときよりも、もっと。


ひとなんて弱いものだ。
それでも前へ進もうと、もがきながら生きている。

イ・ヨンウがハン・ジョンウォンと共にあったであろう幸せを「取り戻そうとした」、
最終話での彼の選択は、私には今の自分を取り巻く状況から逃げることとしか捉えられない。

まぁね、結局は行けませんでしたし。
いいんですけどね、ドラマなんだしさ、どうでも。


そろそろお勤めも終えた頃なのかもしれないヨンウさんは、
今もまだジョンウォンの母性を必要としているのだろうか。
父親の意向による望まぬ結婚であろうとも、妻と娘と過ごした歴史もまた確かにあなたの一部であると。
気付いてほしいな、できればさ。


こんな意見、むっちゃ少数派なのでしょうケドね~。
しかもチェ・チョロのファンでありながら、ヨンウに物申すんやからさぁ。^^;

ジョンウォンを演じてくださったイ・ハニさんも(巷では、こえぇオンナ;とか言われていても)
私は好きですし、なんでこんなにこのことに拘りたくなるのか、不可解なんですけどね、我ながら。


過去に囚われてほしくないんやね。
ヨンウにも、チョロさんにもね。

一緒くたに語ってはヨンウさんに申し訳ないような、中のお方の不甲斐なさではありますが~;;

あんなことがなくっても、そう思っていたのだから。
あんなことがあった今、益々そう思ってしまうのだな…


誤解のないように申し添えますが、イ・ヨンウとチェ・チョロの状況が同じであったという訳ではありませんから。
なんか取りようによっては意味深に受け取れないこともない書き方だもんねぇ、わたし。^^;

ちゃいますよ?
ってか、知らんわ、真実のところはどうなのか。
私はただの隣国の一介のファンなんやし。

明らかなのは、

イ・ヨンウが(叶わなかったけれども)現実を振り切って過去の愛に生きようとし、
チェ・チョロが(過ちを教訓とせず、己の弱さから再び)過ちを犯し自粛中である。

この二点だけ。


前者の作品中の人物については、それは過去の愛ではなく、
強さを備えたからこそ本来の自分を取り戻し、未来へと向かう希望に満ちた選択なのだ、
とするご意見のほうが多そうだから、おとなしく引いてもいい。

私は、一度手離したものは取り戻したかに見えてももう別物で、
なのだから、現在の自分からその先を目指したほうがよほど建設的だと思っているけれども、まぁいいや。


後者の、現実を生きる俳優のほうはねぇ。

やっちゃったことは仕方ない、もうどーしょーもないわ、わかってるやろ?
だからって、そこに留まってちゃ誰にとっても幸せじゃない。

別に役者でなくともいいからさ。

娘も(たぶん)生まれたことやし。

しっかりと前だけ見詰めて進みなされや…?





誰に何を伝えたいのか、またわからへん文章を、今日も恥も外聞もなく上げてみる。
たまに、どうしようもなく今の彼の暮らしが気に懸かるんですよね~、ばっかみたいなんだけど。

だからって、この気持ちを形にして彼の目に触れさせたい、とかいう訳でも無いのだな、
それもまた不思議なんだけども。

勝手にずっと想っていたい、それだけなんです。



と書きながら、

えぇえ、ずっとぉっ?!
そうなの?そんなに好きなのぉ?!

なんてツッコんでくるもうひとりの自分はおりますけどね、やはり。



でも本日はチェ・チョロのことだけ、本当に彼のことだけを書いてみました。
ここ最近の後ろめたさを払拭する意味も含めて;



あぁチラシの裏でもいいことなのに、上げちゃうわ、スミマセン、読んじゃった方…





by kaiju-momonga | 2010-11-19 19:58 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(14)

パートナー 第8話 (メ~テレ版)、とは名ばかりの、性懲りもない雄叫び


ラストを知った人間が、偏向気味な視点により重箱のスミをツツいております。
結果、ネタバレの落とし穴が、そこここに。

警告はしたからねっ。
こっから先は自己責任~ ♪

引き返す勇気も、またよしかと…。




6月2日発売予定ですって。

ほしい…。
あるけど ;




舅に貰ったスイートルームチケットを大事そうにバッグへと忍ばせたミヨンが、
待ち合わせもしていないのに何故?という嬉しい驚きでもって彼の後を追う。

まさか目の前のエレベーターに消えた夫の向かう先が、
愛人の待つ302号室だとは知る由もなく。

そんな事情も露知らず、ジョンウォンの待ついつもの部屋へと急ぐヨンウ。




エリート弁護士が使うに相応しいホテルは、かんこくにたったのひとつしかないんかね。

つい、そんな茶々を入れたくなる、
「妻と愛人、すわ鉢合わせか?!」の巻であった、第8話。

どうせなら、あと3分遅れて声を掛ければよかったのに、ミヨンさん。
あなたのダンナが、毎週毎週、飽きもせず通う部屋は、そのすぐ先よ?
待ち兼ねたジョンウォンちゃんが、ドアも閉めず彼の首に腕を回す姿なんかも、
見ることができたかもしれへんよ、もしかしたら?


このときのチェ・チョロさんの、ふふふん ♪って感じが好きです。

さ、今日は楽しい楽しいでーとだぃっ。

鼻歌でも歌いかねないご機嫌さを、かろうじて二枚目気取って隠してみる。
そんな、ヨンウ。


とうとう最後まで、ニの路線を崩さず、

俺だってやればできるのさっ

てとこを世間に見せ付けてくださった、イ・ヨンウとしてのチェ・チョロではありますが、
本当は、「なんか」やりたかったに違いありません。

この、ホテルへ乗り付けた車から降り立ったときのヨンウくんの、
まるで悪戯小僧みたいな表情(かお)。

したいアドリブも我慢してがんばったけれども、つい滲みでてしまったお茶目さん。
珍しいよねぇ、こんな表情。 カッコつけるしか能がないヤツのクセにさっ。

え?
なんだかトゲが感じられる?

バレたか。

メ~テレ版を放置してまで第14話の例のシーンについて熟考したせいで、
実はワタクシ、少々いかん方向へと考えが進みつつあります。

それは何かといいますと。

マジメに語るのに飽きてきた。


え、真面目だったのか… ;


そうよっ。

可哀想なヨンウくんを、なんとかして理解してあげたくて、
そして、そのことを世間のみなさまにも訴えたくて、
あーでもないこーでもない、と言葉を尽くしては参りましたが。

飽きた。

ってゆーか。

可哀想だけど、そりゃそうだけど、


ソレはキミだけだとでもお思いかっ?!


あぁ申し訳ありません。
あれだけ彼の内面を理解してやってくれっ、と叫び続けていたワタクシでありましたのに。

日本語字幕により、彼の語る言葉を正しく把握すればするほど、


甘いっ。 甘いわっっ。
テジョだってスンジュだって、みんなみんな辛い中がんばってんやで?!



そんなことをですね。
思っちゃって、ですね。

あ、スンジュというのは、熱血商売人でのチェ・チョロの役名ね、ちなみに。
ホンマ可哀想なヤツなんよね…

って、ヨソのことはさておくとしても、
テジョについては。

語っとかなアカンでしょ、この第8話は。

この先の私は、チェチョロふぁんである自分を忘れ、イ・テジョを熱く語ります。
ご用のないお方は、さよ~なら~ ♪

でもさ、こっちのほうが需要は多いんかもね、いくら入隊中とはいえ ;


さて、イ・ドンウク。

そうはいっても、実はこの方、
私のオトコの好みからは少々外れたところにいらっしゃいます。

なのに!

この回のイ・テジョは、ウノさんだけじゃない、私の心を捕えるのに充分すぎるほど、

いいっっ!!

きっと多くの方が取り上げていらっしゃるであろう、この台詞を、
たとえ二番煎じと言われても、やはり私も触れておきたい。



大統領候補にまで名を連ねる大物政治家、クォン議員。
法廷では、その政治生命を賭けてまで、精神疾患を抱える妻を庇い通した。
…かに見えた。

彼の裏側に隠された顔に気付くには、カン・ウノにとってこの学生時代の恩師は、
尊敬する存在でありすぎたのだろう。

「泣いてるのか?」

己の不甲斐なさに立ち上がる気力さえ失くしたウノに、テジョが寄り添う。

「一緒に行こうと言っただろ」

「情けないわ。救いようがない…」

テジョの顔も見ず、自分に言い聞かせるように言葉を絞り出すウノに、
あくまでも態度を変えずにテジョが言う。

「本性を現したか」

「先生じゃなくて…、自分のことよ。
 イ先生の言うとおり、勝ったと思ったのに本当は…
 奥様を地獄に突き落としただけだった。
 私のせいで…、地獄のような暴力をまた受けた…。
 もっとよく見て疑うべきだったのに、私は頭が悪すぎる…!」

子供のように泣きじゃくり、彼女らしくない弱音を吐くウノに、
テジョが、穏やかに言い聞かせるように告げる。

「そんなの似合わない」

ウノが顔を上げる。

「裏を見て疑うのは俺がやる。あんたは信じ続けろ。
 パートナーだろ」

パートナー。

じっとテジョの目を見詰めていた彼女が、その言葉を心の中で反芻する。
そして、すっくと立ち上がる。

「あなたの家へ」

もう、いつものウノである。

「さすがタフなカン先生。 ”鉄のカン”と呼ぶか」

こちらも、いつものテジョだ。

「いいわよ」

足音も高く歩き出す彼女の、斜め後ろを歩く彼。
すっと差し出された彼女の手のひらに彼のそれが重なり、パンッと小気味よい音が響く。

ふたりの間にまたひとつ生まれた絆が、きっとあなたにも見えるだろう…。




注。

言わずにはいられないので言わせていただきますが、
この先の記述、正直、読んでいただくほどのモノでは…

でも、自分のために言います。
先へ進むために。




いい…、よね、テジョっ。

こんな男と結婚したいよ。

こんな男となら、どんな人生だって、どんな荒波だって、
笑って過ごせそうだ。


ごめん、ヨンウ。

あなたの繊細さを、私はとても愛している。
愛おしい。

けれども。

ほんと、ごめん。

テジョがいい。

だって。

行っちゃうんやろ、どうせ?


いい作品なんだからさぁ…。
惜しいなぁ。
こんなことで惜しがっているの、私だけかもしれんけど。


どうしても、思う。

最後の芝居は、ちがう。
イ・ハニさんも、ちがう。

それが彼女の経験不足によるものなのか、そのへんの事情は知りませんが。

ジョンウォンが期待してしまうのは、仕方ない。
もしかしたら、彼は来てくれるのではないか、と。

けれども、そんな自分を打ち消し、…まぁ、そこまでは演ってたか。
さらに。
毅然と。
もっと凛々しく。

そんな、後ろ姿に哀しみを纏わせず、彼の居ない今こそが本来の自分であると。

過ぎ去ったときに囚われず未来だけを信じる強さを滲ませて。
そうしてほしかった。 勝手だけど。
「私の」ジョンウォンなら、そうしてくれたはず。


ねぇ、ジョンウォンさん?

自分のストレスを他人に、あなたに押し付けているヨンウ。
そんな人種が一番嫌いである筈のあなたが、彼と付き合い続ける中で最も憎んだのは、
そんな付き合いを続けてしまう、自分自身だったのではないの?

どんなに言い訳をしても、不道徳なのは、あなたたちのほうなのだから。

わかっているのに。
本当は前へ進みたいのに。
それなのに止められなかった関係。

彼のため、と言いながらその実、あなた自身が彼を必要としていた。
たとえ他人のものとなってしまった彼でさえも、それでも構わないと思うほど、
誰かに縋りたかったのは、本当はあなたのほう。

そして、そんな、自分の力で立っていられない己を蔑みすらしたのも、
他ならぬあなた自身の筈だ。

思いがけず、あなたの中に芽生えた命によって、ようやく、過去を振り切る勇気が出た。
そうなのでしょう?

でも。

最後の最後まで、待ってたねぇ、ヨンウさんのこと。
気持ちはわかりますが、それでは同じことの繰り返しですよ?

自分で言っていたじゃない、ヨンウを引き止めなかったことを一番後悔しているって。

そうよ。
あなたが彼を全身全霊で求めるべきだったのは、あのとき。
あのとき、なんとしてでも彼を止めるべきだった。

でも。
しなかった。
出来なかった、ということは、しなかったのと同じだ。

失ったあのときは二度と戻らない。
前に進むよりほかない。

そう出来るひとだと、私はあなたのことを考えていましたが。
そうしてくれたと、空港へ行くまでは思っていましたが。

もしかして、違いましたか?


けども。

このふたりに、主役にはついに許されなかった接吻を与えた、ということは。
作家は、メロ要素を一手に引き受けさせたんですよね、ヨンウとジョンウォンに。

だから、想い合いながらも結ばれないふたり、という、容易くひとの胸を打つことのできる、
そんな状況へと彼らを置き、そして。
背中がむず痒くなるような、繋がらない携帯、なんてシーンだって存在した訳だ。

第12話です、ソレ。 ネームプレートの前。
「ネームプレート」については、この過去記事のコメ欄参照。

メ~テレ、よくやった。
ココ、切ってくれたのは、正解。

要らん。
安易なメロは、要らんっ。


仕方ない、とは思う。
わたしの思うようにドラマってのは進んではくれない。 常に。

でもなぁ。

何度目かしらんけど、言う。

だったらヨンウを子持ちにしんといてくれや…。

そこだけ、どうしても、ひっかかる。

許せへん。


あぁ、ごめんなさい、ヨンウふぁんのみなさま。

日本語字幕なんて知らなければよかったのに。
そしたら、ここまで彼に対し、やり切れない怒りを感じずとも済んだのに。

彼の抱えた傷は充分に理解しつつも、それでも尚、怒りのほうが増す、
今のこの私をどうしてくれよう。

あなたのお母さまに対する感情と同種なのですよ、これは?

人間なんて、そんなに強いものでもないけれど、でも。
子を持った親ならば、たとえ何があろうとも、我が子にだけは筋を通さなければ。

それさえも出来ないヤツが、なにが「親父の重圧」か?!



こんなことを思ってしまって、なかなか書けなかったパートナーの続きです。

私って、こんなこと考える人間だったんだ、なんて驚きとともに、
「私の」ヨンウ像が音を立てて崩れてゆくようで、書けませんでした。

ただ、彼が可哀想だった頃とは、違う。
だからといって、ただ、彼に憤るだけでもない。

ヨンウを語るのは、苦しいのです。
苦しくなってきてしまいました。

見てるだけなら最高なんだけど。

カッコいいもんなぁ…



第11話。

初見時の私が、彼らのおままごとのような姿に、なんとも切ない気持ちにさせられ、
でも、素直に彼らを憐れみ幸せを願った、そんなシーンでさえも。

もうメ~テレでも放映された、そんなシーンを見てさえも、
妙に白々と、複雑な心境にならざるを得ない自分が哀しい。

結局、私は正妻ですからね。
あれだけ持ち上げておいても、許せる訳ないんかもね、不倫など。

ブログ書いててコワいのは、こんなときだなぁ。
残ってるもんね、真逆のこと書いてる記事が ;

でも。

また、変わるのかもしれませんが。

今の私は、そう思います。

長い長い時間を掛けて、少しずつ、丁寧に、この作品を観ております。
何度も観てはおりますが、その度また別の人物に感情を移入し、
以前とは違う感想を持ったりも、しております。

そんなに大勢の目に触れているとも思えない、
こんな片隅のブログではありますが、
もし読んでくださっている方が居るのならば、お伝えしておきます。

今は。

テジョです。

チェ・チョロさんのファンですけれども、テジョがいい。

兄は彼を羨んでいたけれども、
弟がぬくぬくと母親の愛情に守られて育った訳ではないことに、
兄は、ヨンウは、ちゃんと気付いているのだろうか。

求めて止まない母の愛が、
目の前にない兄と、目の前にありながらも叶わない弟であれば。
後者の辛さがより増すと、私は思う。
そして、兄よりも幼い身で、それに耐えた弟の心の内を慮る。


あのなぁ、ヨンウ…。
キミだけやないんやで、母さんに抱きしめて貰えんかったんは?
テジョも同じやってこと、わかってるか…?


自らも痛みを抱えながらも、それでも、
まっすぐにひとを愛し、ひとを受け入れようと努力し、
ひとときちんと向き合う強さを失わなかった彼に、私は惹かれます。

テジョがいいんです。

すみません…。



<追記>

この文章を書いてから、公開するまでには随分迷いました。
ザ・前言撤回 ☆みたいなモンですからねぇ ;

どーせ誰も読んでやしないし ♪

そんなタカを括りながらも、
天知る地知る我知る、です。

私自身が、(いくら暗中模索の字幕無しだったとはいえ)、

ちょいとっ、違うやん、どーゆーことっ?!

と、過去の自分に不審の目を向けてしまうのは、どうしようもない。


まぁ、そんなこともあります。
これからもあるのかもしれません。

だからといって。

この作品を素晴らしいと思う気持ちに変わりはありません。
評価、なんておこがましいことを、もしさせていただくとするならば、
星五つ、だと思います。

ヨンウとジョンウォンに対する私の拘りが制作側の意図とは違うからといって、
作品自体を貶めることなど出来ません。

ただ。

全16話という時間をかけての描かれ方から私が感じ取ったものとは、違う言動を見せた、
最後のシーンでの彼らではありました。

叶うならば。

ヨンウの逮捕直前の清々しさをジョンウォンに。
そしてヨンウには。

どうしても彼にジョンウォンを追わせたいのならば、
せめて、彼女の後ろ髪を引かれる想いを彼に。

でもできれば。

彼女を追いたい気持ちを律して、目の前の現実ときちんと向き合い立ち向かう、
そんな人物として、彼を描いてほしかった。
父の息子であり妻の夫であり、
そしてなによりも子の父であり、また、ヘユンの長男でもある、
という立場から逃げずに。

そうであれば、私の中では星の数など超えて、殿堂に入れたいほどなのに。


そんなヨンウだと、逮捕される5分前までは思っていた私です。

テジョの裁判の席からそっと立ち去ったヨンウと、彼を呼び止めたジョンウォンとの会話。

「一晩中手を繋いで歩きたい」と語る彼に、胸を締め付けられて堪らなかったのも、
そうはしない、そうはしたいけれどもしないヨンウだと思ったからです。

結局、捕まったんだから行けへんやろ、希望通りやんか、って?

違います。

彼の意志で、「行かない」選択をしてくれなければ意味がない。
またもや引き裂かれたふたり、なんて、どっかの昼ドラか?!


第15話。

ガラス越しに彼への別れを告げるジョンウォンに対し、
屈託なく微笑みかけるヨンウの姿に、
涙が溢れて止まらなかった私ではあるのですが。

このときの、身を切るような辛い選択をも敢えて冒し、
それでも前へと進もうとする彼女の気高いまでもの美しさも、
ラストを知ってから眺めれば、
彼らの間にあったものは、まるで擦りガラスだったかのように、
薄曇った映像に感じられてしまう。

この同じ人物が、最終話の空港では、
迷子の少女のような表情(かお)をして彼を待つのか、と思うと。

もちろん、初めて観たときは、そんなことは微塵も感じず、
ただ哀れなだけだったのだけれども。


私は、パートナーという作品を、かなり変則的な順で視聴しておりまして。
第7話までは順を追って観たものの、途中をぶっ飛ばし、いきなり最終話を観たのです。

その後、この第8話からの抜けた回を確認し、そして再び全話を観直しました。
でも、ヨンウだけを。

字幕も全くありませんでした。
でも、今となってはそのほうがよかった。

恐る恐る自分の過去記事を読み返してみたところ、
字幕版を手に入れた私は、かなり早い段階から、
ヨンウの最終選択については疑問を感じていたようです。

主役カップルの潔いまでの恋愛要素の薄さを、
残念という気持ちではなく、かなり高く評価している私なので。
だからこそ、こちらのふたりがありきたりな悲恋を演じているのが、
本当に惜しいと思うのですが。


もしかしたら、これ以上、パートナーばっか観てないで他へ目を向けろ、という、
韓ドラの神(居るのかね、そんなオソロシげな神さん ;)の、思し召しかもしれませんけどね…

逆効果やったよぉ、神さん…
前以上に考えちゃうわ、記事こそ書かん、書けんかったけども。

あぁ、惜しい。

そんなことを感じるのは私だけかもしれませんけれども、
今の正直な気持ちを綴ってみました。


最後に。

私がここまで、ヨンウと、彼の愛したひとに拘りを持つのも、
彼を演じた俳優がチェ・チョロであった、
ということが最大の理由であることは間違いありません。

なんだかんだいっても、ヨンウを見れば心がざわめく私です。

ちきしょう、カッコいいやんか…
でも、行っちゃうんやろっ!

まるで、ジョンウォンに嫉妬してるみたいですけどね ;

作品として、人物像として納得できない、なんてのは言い訳で、
ただ、彼には、プライベートでの彼そのひとのように、
役柄の上でも、家庭を愛するよき父であってほしいと願う、
妻の気持ちになってしまっている、
それだけなのかもしれませんけども。


もし機会があるのならば、どうしてもチェ・チョロさんに聞いてみたい。
どう考えて、演じていたのか。

内助とは、と問われ「それは子供だ」と答えたほど子煩悩なあなたが、
いくら父親に強いられた仮初めの人生だったとしても、
可愛い盛りの我が子を置いて、過去の愛に自らの未来を重ねてしまったヨンウを、
どう解釈して演じたのか。

どうしても、きいてみたい。


弟に出来る気遣いが、どうして娘には出来へんのやっ。
20話在れば出来たんかっ?
それともシーズン2でも期待してのことか?!

続編なんてっ!
イヤやわ、どうせヨンウくんはジョンウォンさんと幸せに暮らすんやもん…。

家族のことも、妻との離婚がヘユンに及ぼすだろう影響も、
その影響により路頭に迷うかもしれない従業員のことも、
なーんも考えんと、ただサッパリと白夜の国へ向かおうとしたキミは、
出所したら行くに決まってる。
ジョンウォンのトコへ行っちゃうに決まってる。

そんなのイヤやっ!

ごめん。駄々っ子5歳児はアタシのほうやね…



そんな男だっただったのだろうか。
私が心千切られそうに見詰めていた男は、そんな男だったのだろうか。

ジョンウォンにより傷を癒されたヨンウには、
過去をやり直すのではなく、違う新しい未来を目指してほしいのに。

そうしてくれるヨンウでありジョンウォンであると思っていた。
その結論に達するための描写がなされている彼らだと思っていた。

間違っていたのか、私は…?

きいてみたい、チェ・チョロさんに。
だれか、きいてきてくださいよ。



韓ドラ界には、ファンミーティング、というものがあるそうだ。
そのイベントには、ファンからの質問コーナーなんてのが、
設けられたりすることもあるらしい。

もし、彼に問いを投げ掛けることのできる可能性が、砂の粒ほどでもあるのならば、
気に食わないボッタクリファンミだって、しに来たっていいよ?

稼ぎにはなるようやし。
利害一致やんか。

なんとかお声が掛かるよう、せいぜいしっかり働きぃや。


こんなこと言ってる不遜なファンでして。

チェ・チョロさんと、チェ・チョロさんを愛する方々に、
申し訳ないこと、この上ありませんが…。

でもさ、イ・テジョを語る、とか言っときながら、
結局、熱く熱く(シツコく ;)語ってんのはあなたのことなんやから。

好きなんだと思うよ、わたし。
なんだかよくわからないけども。


<言い訳がましく、追々記>

上記の恥を知らぬ長文を書き終え、えぇいアップしてしまえっ、という、そのとき。
思いがけず「変革」と題した記事にコメントをいただきました。

「ヨンウはそんな男」 なんだそうです。
あらまぁ、そうでしたか… ;

まぁ私も、心の奥底では自分が一番理不尽なことを言っていると判っております。
でも、そこが、自らブログを書く最大にして唯一のメリットでしてね。

「私は」 、こう思います。
少なくとも今の私は、このように考えております。

ひとの数だけ作品観はあっていい。

以前にも綴った、その気持ちに変わりはありません。
あなたにあなたのパートナーがあるように、私は、私のパートナーを語りたい。
…んやけどねぇ、できれば ;


この先、イ・ヨンウには文句ばかりを言ってしまいそう。

なぜ、彼がハン・ジョンウォンと共に生きる未来を選択してはならないのか、
なぜ、私はそう考えるに至ったのか、
その点についてを、鬱陶しくも延々と語り続けることになってしまいそう。

不快に感じる方も、いらっしゃるよねぇ、きっと…

そうでもない? どーでもいい? …かな ;
それならいいんだけれども。

今から謝っとこ。
ごめんなさい。


この先って…
これだけ叫んで、まだ足りないのか ;



…うん。


まったく…


ねぇ… ;


メ~テレでの放映は、あと2回を残すのみ。
編集者の仕事を見届ける、という作業は、最終話までやり遂げたいとは思っております。



by kaiju-momonga | 2010-04-11 14:57 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(0)

変革 (パートナー 第14話より)


夜。
不自然なかたちで停められた車が一台。
助手席の男が思い詰めたように話しだす。

「俺が自分を知らないと思うか?
 こんな生き方しか、できない自分を?!」

男を見詰める運転席の女の視線が、痛ましそうに伏せられる。

「俺も変わろうともがいてる。 誰も傷つけたくないから…!」

「ヨンウさん…」
男の潤んだ瞳に、女がおずおずと声を掛ける。

「人はすぐには変えられない。 時間が必要なんだ。
 あと少し待てないか?
 お前だけは、理解してくれ…!
 親父の重圧が、いったいどれほどのものか、わかるだろ?!」

胸底に溜った澱(おり)をようやく吐き出せはしたものの、
そのまま押し黙る男の頬に、女の指がそっと触れる。
髪を撫ぜ、抱き寄せる。

母の胎内に守られる赤子のように、
彼女に抱かれる、彼。


「母さんの話…、していいか」
男が呟く。

「一度も…、抱いてくれなかった。
 俺も…、抱いてくれと言えなかった」
訥々と心情を吐露する。

「抱きしめられると…、安心する…」

女の顔からはもう、つい先ほどのやり場のない憤りは消え、ただ愛しさだけが浮かぶ。

そっと身を放し彼の瞳を見詰める。
慈しみに溢れた彼女の笑みが、彼の心の空洞に沁み渡る。

そして…。






捨てられそうだからってゴマ擦ってくるフリン相手に業を煮やしたジョンウォンに、
別れましょう、と言われてしまったヨンウくん。

あなたは平気でしょ、と捨て台詞を吐かれ、
マ、マジかよ…、まいったな、おい…
とまぁ、イザとなるとうろたえまくり。

とりあえず、車停めて話そうやってことで、ハンドル横から無理やり切っちゃいます。
ジョンウォンさん、急停車。 危ないっちゅーに。


この第14話については。
もう、ぐるぐるぐるぐる考えました、わたし。

わからへんくて。
彼の、ヨンウの台詞が。

いや、日本語は読めますし、もしかしたらソレもありなんかも、
と思いながらも、「私のイ・ヨンウ」ではない彼の姿に、
あらまぁ、どーしましょ。
間違ってたんかしら、今までずっと。

パートナーというドラマの人間描写を高く買っているワタクシとしましては、
この違和感の理由を、作家ではなく翻訳者になすり付けたのですね。
己の読解力のなさは、もちろん棚に上げて、ね。

で、理解の一助とするための英語字幕を求め、ついに香港盤を入手しました。

海を越えて届いたコレは、あまり大きな声では言えない代物っぽい胡散臭さがぷんぷん。
でもいいんです、ヨンウのためならば多少の危険は冒してしまう、チャレンジャーな私です ♪

幸いにして、滞りなく再生可能。
真っ先に確認したのが、かねてよりの懸案であった、ココです。



ふぅん、日本語字幕も、なるほど、いちおうきちんと考えられてはいるのね。

そんな印象をまず持ち、でも念のため翻訳機に掛けてみる。

……。

機械翻訳って、なんであぁアホなんだろうか。
アタシの中学生レベルの英語力のほうがマシかもしれんって、どーゆーことっ?!

まぁでも、そんな怒りの中からすくいあげた意味ある単語も、
僅かながら存在しましたので、やはり購入は正解でしたがね。


上記の台詞は、そんなこんなの経緯を経た私の解釈による、
「私のヨンウ」です。

ですがきっと、あなたには「あなたのヨンウ」がお在りでしょう?

私にはどうしても受け入れられなかったけれども、
「正しい」台詞は下記の通りです。



「俺が自分を知らないと思うか?
 窮屈な生活に必死で耐えてる。
 俺も変わろうともがいてる。傷つけたくないから。」

「人はすぐには変われない。時間が必要なんだ。それまで待てないか?
 お前まで俺にエゴを押しつけないでくれ。
 今までどれほど親父の重圧に苦しんできたか。」




では、解説いたします。(笑)

注。
かなり、うっとーしーです。
言いたいから言うだけです。
こんなこと知らなくても作品の観賞に影響はありません。
いや、個人的な偏見により歪曲された認識に惑わされる恐れすらあり、
こっから先、読まんほうがよいかも。

でも、言いたいから言います。(笑)



まず。

「窮屈な生活に必死で耐えてる」

これがねぇ、もう、アホかと。
相手がヨンウだから言わんけど、アンタいくつよ、と。

どんだけ傷つきやすい少年引き摺れば気が済むんかいっ。
シャキッとせーや、シャキッとっ!


そんなことをね、まず思いましたわ。

30代ですよ、彼?
しかも子持ちなんよ?
泣きながら言うことかぁ?


以前に「父」と題した記事にてもため息混じりに触れましたが、
かんこくにおける父権の絶対性を、私は心底理解出来てはおりませんので。
わかりたくもない。

私は実父のことは尊敬しておりますし、
古き良きにほんの父性が失われつつある現状には憂えますが、
そーゆーこととコレはちがうもんね。

彼がまだ、ジョンウォンとの別れを選択せざるを得なかった学生に毛の生えた分際だとか、
結婚はしたものの、まだ家庭人としての自覚の芽生えない夫婦ふたりの時期であるとか、
そんな頃なら話は別ですが。

そりゃ確かに?
父でありながら上司でもある父親と、
妻でありながら取引先みたいな伴侶の顔色を窺う生活は、
窮屈以外のなにものでもないでしょう。
それは認めてあげるわよ。

でもね、あなたに無邪気に纏わりつく愛らしい存在のことを、忘れたとは言わせない。
そんなつもりはなかったなどと言い訳されても、そう聞こえるものは仕方ない。

しかもなに? 必死、ねぇ…。
もっと別の方向に必死になっときゃ、今頃あっちもこっちも上手いこといったんちゃうの?

元凶はアンタでしょーが。
アタシはねぇ、自分のストレスを他人に押しつける人間が一番嫌いなのよっ。

目の前の彼女だってそうだと思うよ?
第4話で、バーに呼び付けたウノさんに向かって、言ってたもん。
あ、メ~テレ視聴者は知らないか。
ヨンウが迎えに行く前のお話です。

人間、酔っぱらったときにゃ本音が出るからねぇ。
この台詞は在ってもよかったよね。
ジョンウォンが、心の底では、
今の、ヨンウの捌け口に成り下がった愛人生活を潔しとしてない、
ってことが推し量れるもんね。

まぁ、その割には、その舌の根も乾かぬうちに、そーゆー相手の首にぶら下がって、
あなたさえいればいいのよぉ、なんて殊勝なこと言ってましたけども。

その気持ちは、だがわからんでもない。
ヤツは女の敵ではあるが、そりゃもう、カッコよさにかけては比類ないし。(笑)


この台詞、英語字幕では、

living like that, have you have thought about me

翻訳機のアホはこんな訳を。

そのように生きていて、あなたは私を思いましたか?


この、およそ日本語らしくない日本語をどうしたものか。

あ、そうだ、最終兵器 ☆
義姉@英語教師の指導を乞うてみる。

「そんな風に生きてて、私の気持ちなんて考えたことないんでしょ!?」
っていう感じだと思います。


だそうです。

物語を知らない義姉の訳文を、この作品に即して解釈すれば、


「そんな風にしか生きられない、俺の気持ちを考えたことがあるのか?!
 ないだろっ?!」


ってトコでしょうか。

でもお義姉さん、せっかく教えてくれたのに申し訳ないけれども、
あんまり情けなさすぎへん? コレじゃ ;

ですので、
前の台詞を受ける形で、

「俺が自分を知らないと思うか?
 こんな生き方しかできない自分を…!」


としてみました。

彼が情けなかったのは、あくまでも過去のことである、と。
こんな生き方を選んでしまったあのとき。
あのときは確かに非力だった。
だが、そんな自分をきちんと見詰め、なんとか改善しようと努力している今である。

そんなニュアンスも込めさせていただきました。

耐えてる、なんて言ってちゃあかんわ。
あなた以上に耐えてるお方が、目に入らんか?


「こんな」ではない道だってあった筈。
愛する女性と心通わせながら過ごす満ち足りた生活だって、
あなたの前にはちゃんとあった。

でも。

そうではない生き方を選んだのは、他でもない、あなた自身やろ?
俺の気持ちを考えろ、と求める前に、少しでも、相手の気持ちを考えたことがあるんかいっ。

チョロふぁんでありながら、思わず彼を叱責したくなったのに慌てましてね、
取り急ぎ意訳してみました ♪



そんな彼も、今は、ちゃんとがんばっているのですよん。
ほら、つづき。

「俺も変わろうともがいてる」

ね、もがいてるんですって。

そこまではいいわ。
次があかん。

「傷つけたくないから」

はぁ?

この流れからは。

とにかくジョンウォン、隣りに座るジョンウォンだけを傷つけたくない。

そんな印象を受けますが。

妻は? 子は?
そりゃ、始まりはあなたの望んだ入口ではなかったとしても、
ここまで築き上げちゃったら、責任だってあるでしょう、家族ってものに?

その配慮もきちんと出来るのが「私の」ヨンウくんですので、
ほんの一言、付け加えさせていただきましたわ。

「誰も」傷つけたくないから。

はい、これでよし、と。
これなら、あなたが唯一の安らぎであるジョンウォンに、
走りたくても走れない葛藤を抱え、それでも、最終的にはそうせざるを得なかった、
そのことを認めてあげられるから。


あー、ウルサイ…


ホントにねぇ。 (笑)
いいのよ、たぶん誰も読んでないから。

自己満足。
そんなメリットでもなきゃ、わざわざブログなんてメンドくさいモンせんわ。

さぁ、つづきますよ、じこまんぞく。
お次の台詞は。

「人はすぐには変われない」

当初、「俺は」すぐには変われない。だから待ってくれ。
そんな風に聞こえたのですね、私には。

待てって言われてもぉ、もう充分待ったやんか。
いったいいつから変わろうと努力してたんさ。
「すぐには」変われなくても仕方ないけど、もうそろそろ変わってもいい頃でしょーが。
なにやってたんよ、フリン始めてから今までさ?

そんなことを、思いましたね。

そこで登場したのが、香港盤の有難さ、でしたよ。

we cant change in a short time

そっか。
I ではなく we 、ね。
オッケイ。

彼独りのことではない。 彼を取り巻く周囲の人間関係。
父親だとか妻子だとか、そんな諸々のすべては。

うん、確かに簡単には変えられないねぇ。

という訳で変更。

人はすぐには「変えられない」。

彼自身のお話から、話題は変わりまして、ってことね。


俺は変わろうともがいてるし、実際変わりつつある。
けども、親父は相変わらずで、ミヨンだってソニョンだっているだろ?
なんとか丸く収まるよう頑張ってるトコだがなぁ、時間は要るんだよ。
わかってくれや、たのむわ…。



そーゆーことに、しといたげたよ? ヨンウくん ♪


「あと少し」としたのは、まぁ、できればそうであってほしいよな、という希望ですね。


「それまで」ってさぁ、アナタ。
そんな言葉で誤魔化そうったって、そうはいかんわ。
ハッキリ期限、切ってや?

あと少し?
まぁた曖昧なこと言い出してからに…
まぁえぇわ、少しって言うなら信じたる。
あ、もちろん、締め切り厳守なんやろーねっ?!



今度はジョンウォンの気持ちを代弁してみました。 (笑)


で、いよいよ台詞改悪劇場も佳境なんですが。


「お前まで俺にエゴを押しつけないでくれ。
 今までどれほど親父の重圧に苦しんできたか」



……… ;;


衛星劇場版でこのシーンを確認した私は、開いた口が塞がりませんでしたね。
このあとには、ウツクシイ ウツクシイ 接吻が続きましたのに、
もう、あまりのことに呆れかえり。


どんだけ、情けないんじゃいっっ!

エゴってなに?!
重圧?! 知らんわ、そんなんっっ!




一応お伝えしておきますが、私はチェ・チョロさんのファンです。
しかも、このように母性を刺激してくれるオトコをたいそう愛しております。

なのに。
それなのに。

このヨンウは、このヨンウだけは、
どうしてもどうしても、許せへんかったのですよ、なぜか。

ですからせめて。


「お前だけは、理解してくれ…!
 親父の重圧が、いったいどれほどのものか、わかるだろ?!」


と、謙虚に懇願し同意を求める、という姿勢を強調し、
彼の逆切れだけは止めてみましたが。


ちなみに英語字幕では。

why even you, want to get what you want only
my whole life, for my daddy
living so hard, do you know


です。


この部分の翻訳機さんは、以下の通り。

なぜあなた、さえあなたが欲しいものだけを得たいか。
私のパパのための私の一生涯
それほど一生懸命生きていて、あなたは知っていますか?



パパってなにさ、パパって ;

相変わらず私にツッコミどころを与えてくださる愛すべきお馬鹿さ加減ではありますが、
おおよその雰囲気は出せているかと。

だから、ホントは変えちゃぁいかんのかもしれませんけれどもね。
この、玩具売り場で駄々をこねる幼児のような彼こそが、
この場面で必要とされるヨンウなのかもしれないとは思いますが。


買ってっ、買ってよぉママっ。
ねぇ、ママったらっ!
ぼく、いいこにしてたでしょ?
だからねぇ、買ってったらぁっ!

ダメなの? なんで?
もうヤだっ、なんでぼくのきもちわかってくれないんだよぉ…

ほしいんだってば、ほしいの!
もういいっ、そんなこというなら、もういいっ!
ママなんか、ママなんかぁっ
うえぇぇ~~~んっっっ!!



我が家の5歳児かよ ;
いや、親の欲目はあるが、ウチの娘のほうがよほどマシだぞ?



ただ。

彼の「ほしいもの」というのが。

母親の愛情、という、幼い子供がなんの努力などせずとも与えられるべき、
健全なる精神の発達に不可欠なモノである、というところに、
たとえチェ・チョロふぁんでなくとも、気付き、彼を憐れむ必要は、あると思う。

たとえ。

ウザいわ、この不倫カップル…
特に女! コワすぎぃ ;


とか思ってるあなたでも。



この台詞のあと。

前述の美しい、それはそれは美しいキスシーンの前に、
彼が母親からは決して得られなかったものをジョンウォンから与えてもらい、
そしてようやく、真の大人となる訳なので。

こんときの彼は、年齢こそ重ねてるけども、内面はただの、ママが恋しい小学生やから。

わかってやらな、うん。

ってことは、これぐらいの情けなさは在って然るべきなんか。
なんせ弟に、自分の人生「真っ向から非難」された後やしな…


などと思いつつも、
とりあえず、今の段階では上記のようにしてみました。


今後。
メ~テレをドツきながら、衛星劇場のパートナーのスミをほじくりかえし、
あーだこーだと言い続ける中で。
もしかしたら、また違う結論に達するのかもしれません。

あなたのヨンウは、いったいなんと語っていますか?
やっぱり、エゴとか言っちゃってるんでしょうか?
そーゆーオトコだったんですかね、彼は?

買いかぶりすぎてたんか、アタシ。
コイツのカッコよさに惑わされ… ;



<追記>

彼の世界の創造主、つまり、パートナーの脚本家はおそらく。
私の理想とするイ・ヨンウではない性格設定を、彼に与えているものと思われます。

ほぼ重なりはするものの、私がどうしても拘ってしまう、
彼の、娘への心残りの有無については、真逆であると思う。残念だけれども。

もし台本にそのような指定があったのならば、
それを演技として表すことのできないチェ・チョロではない。

日頃、愛ゆえとはいえ、おちょくりまくっているチェ・チョロさんではありますが、
仮にもファンですので、彼の演技力についてだけは、私は心の底から尊敬しているのです。


だけ、ってなんだ、だけ、って!
演技力 「も」 と言えっ!



言葉尻を捉えてギャーギャー喚かないのよ、もう、大人げない…

じゃ、なにか? ほかに取り柄があるとでも?
まさか、歌唱力なんて言いたい訳ではないでしょうねぇ?
ユン・サンヒョンじゃあるまいしっ。


… ;

どーせ、どーせっ。
オレは音痴だよぅ… (T_T)



…泣いてるひとは置いときましょう。(笑)


そんな、ともかく演技力 「だけ」 はまごうかたなき彼が、
最終話のあのシーンで、あのような芝居をしたということは。

そう、行っちゃうのよ、いつかは。 ジョンウォンの元へさ。
アタシがいくら、あかんっ、と叫んでも、彼は行っちゃうんだよ、白夜の国へ。

では、だからといって、イ・ヨンウが娘のことなんか放っぽりだして愛人の元へ走る男だと、
作家が意図したかというと、それは違うと思います。

たぶん。

そんなコマカイ(どーでもいい、ともいう ;)ことまでは考えてはいなかった。

コレが正解だと思う。


我ながら、このシツコイまでの拘りようはなに?! ってカンジですが ;

アタシはねぇ。
女なんか、いっくら裏切ろうが構へんし、むしろ男の勲章とまで密かに思いますけれども。
けどね。
我が子に対する裏切りだけは、それだけは、
ぜったいにぜったいに、許せへんのよね。

平和な夫婦関係も邪推されてしまいそうな主義主張ですケドね ;

私が景宗にあれだけ惹かれたのも。

我が皇帝陛下は、そりゃ、
クォン議員どころの騒ぎじゃない天下に堂々たる DV 夫でしたし、
生活の心配はないとはいえ、昼日中から酒かっくらって遊び呆ける、
ホンマどーしょーもないヤツでしたけれども、
我が子を授かった途端、見てみ?

あそこまで想ってくれたら、多少の早死にだってしゃーないわって、諦めもつくやろ。

しかも。

たま~に、思い出してさえくれればいいんや…。
新しい男つくって楽しくやってや、俺のことは気にせんと ♪


ってまぁ…
出来すぎやんかっ。


景宗くんだってなぁ、可哀想なお子なんやで?
殺されちゃったんよ? 自分のパパに、自分のママをさ…

ヨンウっ。
キミんとこの親父は、追い出しただけやろっ?
その後うつ病になったんはお気の毒やったけれども、
でもな、そんな母親の姿を身近に見てたテジョのほうが、もっと辛いということがわからんか?

がんばらな、あかんて…

世の中にはな、キミなんかよりも、もっともっと辛い人生を送ってるおひとが大勢おるんや。

やっとこさ営業本部長になったと思ったら、若いモンに負けっぱなしの車売りとか、
次元の低いお笑い担当にされちまった、エリートなんて設定は嘘としか思えない、
マニアドラマの漢方医とかな…



こんなことを。

また、誰にともなく呟きながら、この項を終えさせていただきたいと思います。


ヨンウふぁんのあなたへ。

今回、彼にはかなり厳しいわたしでごめんなさい。

基本、前向きな人間なんでねぇ。
あんまりカッコいいから許してたけれども、
そろそろ成長してほしくなってきたんよね。 春だし。


春だから、なんだよぉ…


新学期ってことです。
学年上がるやん。

キミもそろそろ小学校卒業しぃや。
実年齢に相応しい、健やかな精神を備えて、な?

あ、そっか。 備えたんやね?

ジョンウォンさんに弱っちろい自分、洗いざらいブチまけて、
でも、ちゃんとそれを抱き留めて貰えて。

生まれて初めて、自分の全てが受け入れられた。
そんな、本来ならば幼児期に形成されるべき自己自尊の感情をようやく獲得した。

死んだように生きてたあなたにとって、まさに、
生まれ変わった、とでもいいたいシーンやもんねぇ。

いいんかもね、

エゴ止めてくれやぁっ

ぐらい切れといたほうがさ…。



しっかし。
どいつもコイツも、なさけないオトコですことっ。

ヨンウ然りスンジュ然りバンソク然りっ!

あぁやっぱり、私の景宗陛下が一番よねぇ。 (ハァト)


どうしてもパートナーの中でひとり選べというのならば、テジョにする。
第8話。
ここでイ・テジョに堕ちなければ、オンナがすたるというものです。


そんな、チェ・チョロふぁんにあるまじき台詞とともに、
今度こそ、長い長い追記をおわります。
ではまた。


また…?
まだ、続くのか… ;



もちろん。
少なくともメ~テレ版の最終話放映までは。

それは、計算によれば4月22日深夜。
あ~よかった。
24日から始まる、ジュニョク@僕の妻はスーパーウーマンの本放送には間に合うのね ♪


ジュニョク、ね… ;
俺の出演作以外も、観たらどうなんだ…?

春は成長すべき新学期なんだろ?
次の段階へとステップアップしろよ、いいかげん。



いーんです。
あなただけでっ!

…あ、でも。
せっかくだから、お言葉に甘えてパク・ヘジンでも愛でようかな ♪


…!

アイツかよ…
よりによって、アイツなのかよっ?!



えへっ ♪





by kaiju-momonga | 2010-03-15 23:38 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(5)

パートナー 第7話 (メ~テレ版)


ジンソン会長夫人、チョン・ヘスクの裁判において。
真の依頼人であるジンソン会長の意を汲み、彼女を敗訴に導いたヘユン。

そりゃ、怒り心頭の、この元女優のコワいおばさんに、
頬をはたかれる、ぐらいはされるわな、ヨンウくん。

で、たとえ刑務所へ行っても、あんたなんか潰すの訳ない、と罵られ、
いや、構へんで?会長さんはこっちの味方やし、やれるもんならやってみぃや。

そんなこと、言っちゃったものだから、ほら。

一生、誰かの使い走りの癖に。

痛いトコ、突かれちゃいました。

思わず立ち止まったヨンウの背中に、

クズにもプライドはあるのね、と、さらに追い打ちを掛ける、ザ☆女優。


ヨンウくん。怒ってます。

廊下で弟とすれ違い、そりゃ、先に突っかかって来たのはテジョのほうだけれども、
手が出ちゃったのは、もう、いつもの彼の、表向きの行動ではないよね。

でも、そんなふたりを制する父の声に、咄嗟に会釈をしてしまうトコロがもう。
けなげで。
テジョは、態度変わらへんのに。


ワタクシ、ヨンウには弱いんです。


だって、カッコいいんだもんっ。


かわいいチェチョロも嫌いじゃないけれども、それはそれ、これはこれ。

パートナーを見ていると、あぁこの俳優のファンでいてよかった、ってシミジミ思うわ。
ファンやめよっかな、と思わせる作品がどれか、ってことは、敢えて言うまい。



このときの父の言葉で、
ウノは初めて、彼らが兄弟だと知るのよね。

ウノさんアナタ…、
第5話の地下駐車場で、兄ちゃんと弟が殴り合ってるときは、どこにおったのさ?
なんであのとき気付けんかったんやろ。

…という些細な疑問は、この際、不問に付す。
この程度のことでいちいち立ち止まってたら、韓ドラなんて見てられへんことが、
最近ワタクシにも、ようやく理解できてきましたので。



父と兄にまんまとしてやられたテジョは、傷心のあまり、そのまま姿をくらまし、
そしてヨンウは。
ウノと、その養父の前では、父の手前、紳士的に振舞ってはいたけれども、
内心、チョン・ヘスクに傷付けられたプライドが、もう、ぐっるぐるに渦巻いていたってことだ。

たいして強くもないお酒を、しこたま飲み、そして。





ジョンウォンのマンション。

目にも鮮やかなブルーのニットワンピースを身に付けた彼女がエントランスへと現れる。

停められた車の運転席を覗きこみ、誰も居ない車内に首を傾げる。
すると、あらぬ方向から声が届く。

「ここだよ」



座りこみ、放心するヨンウの傍らに寄り添い、
少し拗ねたように言葉を掛けるジョンウォン。

「飲むと来るのね」


虚ろに視線を泳がせるヨンウが呟く。

「来ると迷惑か?」

わかっている癖に。嬉しいのよ…

そんな気持ちを、ただ、微かな笑みを浮かべるだけで表すジョンウォン。



彼の支えになることができるだけで嬉しい。
たとえ、決して明るみに出せぬ関係ではあっても。

でも、彼にはせめて…。



「もっと楽に生きてよ。奥さんに自分をさらけ出したら?」

ヨンウが正気を取り戻したようにジョンウォンに顔を向ける。

「本気か?」

「ううん」

即座にかぶりを振る。



そんなことを本気で望むことなど、出来る訳はない。

それが出来る私ならば。
そして、そう出来る彼であれば。

もう少し、この心も安らかになるのだろうか。



苦しそうに立ち上がったヨンウを介抱しながら、ジョンウォンが尋ねる。

「吐く?」

だが。

「いや、…吐けない」

「吐けばすっきりするのに」

ヨンウの瞳は、現実ではないところを見ている。

「俺は…あいつと違うからな」



「…テジョと何かあったの?」

彼の内面を直ちに察するジョンウォン。

ヨンウは答えない。
唇の端に苦い笑いを浮かべ、車へと向かおうとする。
その足元が縺れる。

咄嗟に、彼の腕を捕らえるジョンウォン。
そして、しっかりと抱き留める。

その温もりに、ヨンウの重い口がようやくポツリと開かれる。

「たまに弟が…、うらやましくなる…」

ジョンウォンの腕に込められた力が、ヨンウに伝わる。
そうされて初めて、彼もまた、安心したように彼女を掻き抱く。



もう大丈夫、なんの心配も要らないから…

そんな心の囁きが彼に伝わるよう、とん、と背中をたたく彼女。

いつまでもいつまでも、そっとたたきつづける。

まるで、幼い子供をあやす母親のように。






こういう場面がね。
ちゃんと存在するのですよ、中部地方のみなさま。

もし、私と同じようにオリジナルもご覧になり、メ~テレで確認なさっていた方があれば、
さぞや驚かれたことでしょう。

どこをどう解釈すれば、ここをカットなんてできるわけ?


ヨンウの台詞、俺は吐けない。

いくらなんでも、あぁ、彼は酔っぱらっても嘔吐できない、そういう体質なのね、とか、
そんなアホなことを考えながら切ったわけでは、ないよね?


自分の中に積もる感情を。
特に負の感情を。

けっして、他人にさらけ出すことができない。
そのようにしか生きられない。そのように生きるよりほか、道はなかった。
道はないと思ってしまった。

そんなヨンウの。

これまで、特に法廷では、憎々しげな様まで見せてきた彼の、
初めて見せる弱々しさでしょう?

ヨンウが、弱い自分を守ろうと、必死で身に付けた強固な鎧に。
第4話で入った亀裂は、第5話では、彼自身にも自覚できるものとなり、
そして、この第7話において、とうとう我々視聴者にも、よくわかる形で明らかとなる。

この場面があるからこそ。

この先の彼の言動も、このふたりの関係をも、
納得しながら進むことができようという、大切なシーンを、
なんで?

わからへんの?メ~テレさんは?
この、僅か1分49秒を失くしてまで、いったい何を伝えたかったん?


もっぺん小学生に戻って、学び直してこいやっ!





まぁ、実のところは、仕方ない、のかもしれません。
キム・ガプス氏も出てきちゃいましたしね…。

だから、切るならユン先生だってば~。
っていっても、今回は彼も(強心剤のおかげとはいえ)なかなか見応えがありましたし。

スニさんがね、入れてたんですよ、強心剤。
裁判前のユン先生のコーヒーに。
左手だけ、よもぎ餅みたいなグリーンで爪を塗った、スニさんが。

もちろん、こんなトコはメ~テレにはバッサリ切られてますケドね…。



衛星劇場。
やはり、コレしかもう、道はないかと。

でもソレだって、音楽ちがうし。
出ないんですかねぇ、韓国盤は?



この、メ~テレが愚かにも切りやがったシーンでのヨンウに私の母性本能がマックスとなり、
景宗ではないチェ・チョロなのに、
どうしよう。

むしゃぶりつきたい…っっ。

そんなことまで思いながら観ていたのが、夏の頃。


言葉もわからず字幕もなく、でも、それでも、地上波カット版よりはマシなのではないかと、
最近つくづく思います。

このパートナーというドラマを、メ~テレで初めてご覧になる方がもしいらっしゃれば。
ぜひとも、きちんと、せめて衛劇版で観賞なさることを、強く強くお勧めいたします。


韓国ドラマの中には、その長さの利点を生かし切れず、ただ冗長で、
そこもここもカットするぐらいで、ちょうどよさげな作品も存在するようですが。

こと、このパートナーに関しては、その、韓ドラぐだぐだの法則は当てはまりませんから。

視聴率もさほどよくはなかったおかげで、無駄な延長もなく、
全16回が一体となって、あなたの胸に迫る秀作です。

ちなみに、視聴率については。
初回は散々だったけれども、終盤に向けて、それなりの上昇を示し、
スマッシュヒットと呼んでもよいくらいの数字は出しつつ、ラストを迎えることができたのは、
本当によかった。

だからって、シーズン2とか言いだされると、
個人的には、頼むからやめときっ、と叫びたい気持ちにかられますが。



ところで。

キム・ガプス氏の万引き妻が、エラン@あの青い草原の上で、だってことに、
私は、かなり後まで気付けませんでした。

髪型のせいもあるけれども、顔、違いますよね。
韓国女優だから、それも当然か…。

で、この彼女、キム・ジョンナンさんに、チェ・スリンさん@ヨンウ妻、といえば。
あら、危険な愛ぃ~☆

女ふたりの絡みはなかったけれども、まぁ、みなさま、ご立派になられて、
なんて、チェ・チョロふぁんならではの感慨に耽ったりもした、この第7話でしたね。


あ、それから。
ヨンウが酒に、たいして強くもない、は、私の解釈です。

エリート弁護士としての、必要とされる嗜みはあるだろうけれども、
正直、たいして好きでもない、とも思う。

テジョは、好きだと思うなぁ。
イケルくち、でもあるような気がする。


そういう意味では、私にとってヨンウは、観賞専門のオトコですね。
付き合うなら、明るく楽しく、一緒にくだを巻けそうなテジョがいいわ。

チョロふぁんが、彼を裏切りほかのオトコに走るのは、
まさにそう、こんなとき。(笑)





by kaiju-momonga | 2010-03-05 10:06 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(2)

凛 (パートナー 第6話より)


イギム。

窓際に立ち、資料に目を落とすジョンウォン。
ガチャリと音をさせ、テジョが顔を見せる。



「裁判に私情を挟んでないでしょうね」

書類から目を離さず投げ掛けられたジョンウォンの言葉に、
立ち去りかけたテジョが振り返る。
彼に向き直り、その目を真っ直ぐに捉えた彼女が告げる。

「必要以上の敵対心は捨てるのね。子供みたいよ」



「兄貴の味方をするのか」

荒々しく扉を閉め、一歩前に出るテジョは、憤りを隠さない。
だが、そんな彼に対し、あくまでも冷静な彼女である。

「私の選んだ人よ。あなたとは友達でいたい。うまくやっていけない?」



「それなら今すぐ兄貴と別れろ。二度と会うのは許さない!」

言い訳じみた台詞のひとつも、決して吐こうとはしない彼女に、テジョの苛立ちが増す。



「指図は受けない。恋人と別れるかどうかは私が決める」

「恋人?!」

よくもそんなことを、とでも言いたげなテジョの語調に、
ほんの一瞬、視線を逸らすジョンウォンだが。



「妻も子もいるんだぞ!…自分をもっと大切にしろよ!」

「声を落として、事務所よ」

つい大きくなる相手の声には、たじろがず窘める。



「恥ずべき行為だと認めるんだな。言いふらしてやろうか?!」

彼女の視線が僅かに泳ぐのを、見逃すテジョではない。



「あなたとは友達止まりよ。彼を苦しめないで」

言い捨て部屋を後にするジョンウォン。
一見、誰にも何をも求めない強さでもって。

その裏側に透けて見えるものに気付くテジョだとて、
ただ、苦々しく嘆息するよりほか術はない。








テジョの台詞に、ちゃんと存在する、「子」という単語。
これは、ハングルも解さないくせにリアルタイムで観ていた私の、気付けなかったところです。

以前にも言いましたが、ヨンウに子があるのとないのとじゃ、
ラストの彼の選択に対する判断は、少なくとも私の判断は、まったく違うので。

第2話の、ミヨンの台詞でも示されていた、彼らの娘の存在。
ちゃんと名前まで呼ばれていたのにねぇ。
いやぁ、言葉を理解できないのって、かなしいものだ。

かなり後になってからですね。
私が、イ・ヨンウが実は父親だった、ということを知ったのは。

ここでもう一度、視聴者に念押しをする、という意味で、
テジョ、よくできました。



ところで。

ワタクシ、ジョンウォンが好きです。

もしかしたら、ヨンウよりも好きかもしれない、と思うくらい、
この、凛然とした女性が好きです。


「私が」選んだ生き方だから、と言い切る潔さ。
ヨンウにすら気取られぬよう、自分の弱さを隠し通し彼を受け入れる強さに、惹かれます。



ただ、この彼女を嫌う人も多いだろうことは、理解できますね。
なんたって、目がコワイし。(シツコイ…;)

イギムのメンバーにも愚痴られてましたもんね、なんてナマイキな女なんだっ、って。
でも同時に、自分の誇りだと、事務長を涙ぐませてもいた、ジョンウォンさん。
メ~テレにはないけれども、第2話でのことですよ、ちなみに。



彼女の高飛車な態度には、きちんと実績の裏付けがありますし、
なんといっても、世界四位を誇るイ・ハニさんの、その妖艶な美しさには見惚れますので、
たとえ、世の中に在る正妻の全員が彼女を謗ろうとも、アタシは愛人の味方です。
アイジンになったことは、ありませんけどね、一応;


ただ、私は正妻、つまりミヨンも好きなので。


消去法でね、誰に貧乏くじを引いていただくか、となればもう、
ヨンウになっちゃうのよ、わるいけど。

チェ・チョロさんのファンのクセにねぇ。
愛あらばこそ求めるものも多く、結果、彼には厳しい選択を望んでおります、ワタクシ。


なんのオハナシかといいますと。

先を知りたくない方は、逃げろっ、ネタバレするよっ。



いつか。
刑を終えたヨンウが、白夜の国へ行く、としますよね。

ジョンウォンは、まぁ、とりあえずは嬉しいだろうとは思うのね。


けれども。

彼女なら、きっと気付く。
このままヨンウを受け入れ続けることが、彼にとって本当に為になることかどうか、
ジョンウォンならば気付くはず。

ヨンウにも、いいかげん大人になってほしいので。
彼女の望むとおり、妻子の元へとお帰りなさいね。


あれ、ジョンウォンの子は?
それだって、ヨンウの子だよ?



いーんです。
男だから。


だから絶対に、こちらは息子でなければならないの、私の中では。


さらに、ジョンウォンには、息子の存在をヨンウには隠し続けていただかなければ。
それくらいは容易いはずよね、私の見込んだアナタならさ。


で、追い返され戻ってきたヨンウくんをね、ミヨンには。
ジョンウォンと同じく、拒否していただきたいのよね。

鬼でしょ?(笑)


ソニョンは?ミヨンの、つまりヨンウの娘は?
女だよ、いいの?



いーんです。
強いから。


外見はともかく、父に似ず芯の強い彼女ならば、幼いながらも母の気持ちを理解するだろう。


という訳で。


愛人にも妻にも子にも見捨てられたヨンウくんは、
ただ独り、没落しかけたヘユンとも袂を分かち、
遠い田舎で、ひっそりと暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。



こんな物語にでもしないと、この3人と半分と四分の一の結末に、
納得がいかない私です。


どちらも選べないんです。
ヨンウにも、どちらも選んでほしくないんです。



ですから。
シーズン2なんて、もっての外だと思っています。

触れない訳にもいかないじゃない?
イ・テジョの兄の消息をさ。


どんな回答をされようと、一方では納得しながらも、もう一方で拒否しそうで。
こうやって、未だ塀の中のヨンウに想いを馳せてるほうが、よほどマシなんですよ。


ごめんねぇ、チョロさん。
私、つくづく、あなたの演じるキャラにはキビシイかも。



もし、みなさまなら。

彼らのその後に、どんな未来を紡がせますか?

やはり。
ヨンウには、ジョンウォンと手を繋いで歩いてほしい?

なら、任せたっ。
そういう方もいらっしゃるのならば、彼にも救いがあるだろう。


アタシは許さへんから。

チョロふぁんだけど、チョロふぁんだからこそ、
そんな甘っちょろいメロでなんか、絶対に済ませてやらない。

ぜったいにぜったいに、許さへんでっ!



<追伸>

イ・ハニさんへ

お誕生日おめでとう。
1983年3月2日生まれのあなたは、昨日27歳になったのよね。
韓国ではいくつになるのか知らんけど、アタシにほんじんやから、日本風に祝わせて貰お。
これからも頑張ってね。


……。
それだけか、おいっ?



あ、そっか。
チョロさんの奥さまと同い年だね、彼女♪


ちがうっ。
イ・ハニより先に、祝う相手はないのかってことだ!



あぁ、はいはい。
あなたも、でしたね、チョロさん?


ファンブログなんかやってるクセに、なんだよ、その態度は…;


ファンブログ、なんですかねぇ。自覚ないけど。
まぁいいや。
たとえ、そうだとしても、日頃モンクばっか言ってる姿勢を、
誕生日だからって急には変えられへんわ。

そんなにヒマでもないんでね。
ファンに頼らず、妻と息子ミンジュンに祝って貰いぃや。
ほら、昨年末のKBS助演受賞のときみたいに、な?


……;
いつまでも恨みがましいなぁ…



だってっ!





by kaiju-momonga | 2010-03-03 01:11 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(0)

四度目の正直


本日、2月24日より衛星劇場にて、四度目のパートナーを観ています。
今回の目的は、ウノ。

仮にも主役でありますのに、チェ・チョロふぁんであるワタクシの歪んだ視界には、
なかなか入ってきてくれなかった彼女を、きちんと確認することが、目標。

週三回・2話ずつですので、あっという間に週一のメ~テレを追い抜きます。



<20100225 追記>

週三回平日毎日、でした。

早起きはお得。
チェ・チョロのためなら目だって覚める、ワタクシです。

チェ・チョロのためならヨンウのためなら。
バンソクのためには、起きれんかもしれん、わるいけど。

ともかく、サクッと全16話を放映してくださる、ホトケのような衛星劇場サマであります。




が、私の視聴が追いつくかどうかは、また別のお話であり、
相変わらずクドクドと言い続けながら、作品の理解を深めたいと思っております。



さて。

実はワタクシ、勘違いをしておりました。

以前、「交錯」と題した記事を書いたとき。

その中で、ミヨンのギャラリーでのパーティーに現れたジョンウォンを、
「その日の」昼下がりを共に過ごした女、としてヨンウに語らせましたが。

違いましたね。
別の日でした。彼らがプールで戯れ昼食を共にした日と、パーティーの日は。

たぶん、パーティーの前日が、プール→ランチ。


で、このプールランチの日は、ジョンウォンの誕生日だったのですね。
イギムのメンバーがケーキを用意して彼女の帰りを待っていましたもんね。
メ~テレにはないシーンだけど。

誕生日だから、木曜日の夜9時じゃないのに(笑)会ってたって訳だ。
なのに、妻からの呼び出しで、さっさと行っちゃうヨンウくん。

取り残されたジョンウォンの表情が、さらに切なく見えてきましたよ…。

そして、それならば、ヨンウの驚愕も、納得。
いや、彼には甘いワタクシですので、目をつぶろうと思ってましたが。

アナタ、ついさっき、
アタシ愛人だけど、奥さんのパーティー、行っちゃうよ♪
って聞いたばっかやんか。
なんでそこまで驚くん?

とね、ちょっぴりね…。

一晩経って、のことでしたら、
そうはいっても、まさか本当に来るとは思ってなかった、
実は意外と甘ちゃんなヨンウくんですから、
驚くでしょう。びっくりでしょう。

き、来たんか~、ウソだろ、おいっ;;

って、なるわねぇ、そりゃ。


以上、どーでもよいことを長々と、自分のために語らせていただきました。(笑)



さらに、字幕についても少々。


言い出したらキリがなく、当初そのままにしたミヨンの台詞。
ついでに、諦め悪くも修正。

「ほかに誰かいたの?」

非の打ちどころの無い夫に、かえって軽い疑いを覚えたこともあったろう彼女が、
酔いにかこつけて彼の過去を探る、この台詞。

日本語字幕では彼女を。
資産家の娘でありエリート弁護士の妻であるミヨンを、
まるで水商売の女主人かのように扱っておりました。

ホントの台詞は。

「ほかに女がいたの?」


一緒やんか…と思うあなたは、幸せだと思う。
嫌みなどでなく、そう思う。


ちなみに。

こののち、ミヨンがジョンウォンの存在をはっきりと知り、ヨンウを問い詰める場面、
第12話でならば、
「女」で正しいと思います。

その違いを、ちゃんと考えて訳してください。おねがいします。



尚、この作品のシナリオは公開されていないため、
上記の変更も、台詞と台詞を繋ぐト書きも、
あくまでも私個人の考えに依るものです。

そして、今、便宜上「ト書き」と表現しましたが。

そもそもト書きというものは、脚本家から制作側への、
技術スタッフのみならず、監督・役者をも含めた創る側への、
的確な指示を伝えるためにあるものであり、
脚本家の文章そのもののみで完結していい「小説」ではない。

であるから、必要最低限を簡潔に表示する必要がある。

私のソレは、その意味において「ト書き」ですらありません。

チェ・チョロが脚本から読み取り、演じ表すヨンウを、
なるべく正確に文章にしたいと努めてはおりますが、
それはあくまで、「私の感じた」ヨンウでしかありません。


もしかしたら、私がメ~テレに受けた仕打ちと同じことを、
私も誰かにしているのかもしれない。
誰かの大切な「パートナー」を、蹂躙しているのかもしれない。

そんな反省は常にあり、それでも、彼らの語る言葉を変えずにはいられない私です。


観たひとの数だけ作品観はあっていい。

そう、私は考えますが、なにぶん、原語の理解に乏しいまま、
ただ、感じたままを現した素人の拙文であることは、
どうぞご理解いただければ、と願います。



言い訳がましく述べましたが。

愛、だけは、あるつもりです。
ヨンウに対する、パートナーに対する、愛。


だって。
今朝は、早朝5時からの放映に合わせ、4時25分に起きてスタンバイしてたし。


この情熱と実行力とが、もっとほかのことに生かされればよいのに。
ねぇ?
(笑)





by kaiju-momonga | 2010-02-24 15:59 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(0)

パートナー 第6話 (メ~テレ版)


見限れ、などと口走った呪いか、録画に失敗し。
02:09~02:20という、空白がありますが、とりあえず、第6話。

この間に、必ず在らねばならぬ場面は、ふたつ。

まずは。



病に伏せる幼い姿に、我が子を重ねるウノ。
その脳裏に、ジンソン会長夫人の言葉が蘇る。

「…!
 お母さん、会長夫人がソンミンに会ったことは?!」




チェ・スンギの妻から連絡を受けたウノが、娘ソンミンの病室で、
彼女らの失踪の真相を知る場面ですね。

スンギ妻の、「心配してると思って」の台詞の後、
遠慮がちに微笑むウノをちらっと映し、そのままCMへと突入したメ~テレさん。

残念ながら、ここで空白の11分間がありまして。
再びの映像は、既に法廷。

「ソンミンのために最善を尽くしましょう」

そう、テジョがチェ・スンギに語りかける姿からでしたが。

ちゃんと在ったのでしょうか。
ウノが、決定的な一打の閃きを得たシーンは?

今度はちゃんと、根拠があっての行動ですからね、ウノさん。
チョン・ジェホのときは、「目を見て」わかったみたいだけれども;

直観に走りがちなウノではあるが、弁護士としても少しずつ成長を重ね、
最終的には独りで、弁護を行う訳ですから。「彼」の弁護をね。

彼女の言動の根拠となるシーンですので、ココは切らないであげてほしいところです。



という訳で。次。



いつものバー。
所在なげなジョンウォンの向こうに、彼女を気にしながら携帯で話すヨンウが見える。

「父親に電話でお辞儀?」

「まあな」

呆れるジョンウォンを意に介さず、軽く答えるヨンウ。


「お父さん、どんな人?」

「平凡な人だ」

一瞬の沈黙の後の、ありきたりな回答に苦笑しながら、ジョンウォンが言う。

「韓国屈指の法律事務所を築いた人でしょ?
 謙遜しすぎよ」


その台詞を無視するかのように、彼の手が彼女のそれに重ねられる。
しかし。

「チェ・スンギの家族の居場所、テジョは知ってるか?」

投げ出された質問は、その行動にはかなり不似合いである。


「私に探りを入れるの?」

真顔になりながらも微笑みを絶やさず、ジョンウォンが問い返す。

「ダメか?」

「しかも悪びれない」

許されることをわかって問う彼であるから、受け入れるしかない。
そのとき、ジョンウォンの携帯が鳴る。


「ハンです。」

「ハンさん、私だけど。
 主人がまだ帰ってこないから退屈してるの。
 電話しちゃった」

主人、という言葉に反応し、
ヨンウに預けたままの左手を、彼から逃れさせるジョンウォン。

「イ先生、遅いんですね。…ええ、ではまた今度」

会話の相手に心当たり、思わずジョンウォンを見詰めるヨンウだが。


「誰か聞かないの?」

「言いたきゃ言うだろ」

もう、澄ました笑顔を彼女に向ける。


「…楽な考え方ね。疲れたわ、送って」

ため息まじりに告げる彼女に間髪入れず、ビジネスの顔をしたヨンウが鋭く尋ねる。

「答えは?テジョの件。…言えないか?」

二の句が継げないジョンウォンだが、
小さな決意を瞳に宿し、ヨンウに、というよりは自分に言い聞かせる。

「私は友達より、当然あなたを選ぶわ。
 テジョとはずっと友達だった」

「…知ってる」

一瞬、ヨンウの眼差しが伏せられる。
弟と彼女との間に確かにある、自分でさえも入り込めない絆を想って。


宙に浮かせた視線をヨンウに戻したジョンウォンが甘えるように言う。

「2人の時間にほかの男の話はイヤ」


「ごめん。気をつけるよ」

あくまでも、男と女の話として片付けようとする彼女に、態度を合わせる彼。

ただの恋愛と呼ぶには、あまりにも多くのものを抱えた関係であればこそ、
他愛のない痴話話を装うことで、お互いをこれ以上傷つけまいとする、ふたりである。




この場面の。

電話越しでさえ、父には恐縮するヨンウの、矮小な息子としての姿と、そして。

そんな彼なのに、ジョンウォンに対しては、
おやつをねだる子供のように、図々しくも堂々と、テジョの情報を尋ねる、
彼の、もう一方の、これもまた、真実の素顔。

さらに。

呆れながらも、ヨンウを受け入れ、許し、
まさに、母の無償の愛を与えるジョンウォンの、
だがどうしても、苦々しさも拭い去れない微笑み。


特に、ミヨンからの電話のあとの、このふたりのやりとりは、
ジョンウォンが既にヨンウにとってただの愛人ではなく、
精神的にも、彼女が彼を包み支える関係であることを示す端的なエピソードですので。


ここは、まず、物語を理解するために必要です。

ですが、そんなことよりも。


チェ・チョロが、カッコいいので。


不可欠、といえるでしょう。(笑)


いや、ホントに。

観た方なら、おわかりいただけると思うのだけれど、
このシーンは照明の具合もあり、匂い立つような色香を放っております、チェ・チョロさん。

私の胸をきゅんっとさせる、伏し目のチェ・チョロを。
そして、言えないか?とジョンウォンに問う彼の、飄とした表情(かお)を。

まさか切ってはいないとは思いますが。
いかがでしたでしょう、中部地方のみなさま?

もし失かったら。

抗議文を送る、ぐらいのことは、するべき。
必要でしたら、この記事をコピーしてもよろしい。


在ったと信じていますからね。
これからも信じますから。


次回はいよいよあのシーン。

私が。
景宗でないチェ・チョロを、おっかなびっくり見守っていた私が、
ついに、パートナーのチェ・チョロにも陥落した、といっても過言ではない、
あのシーンを。

心待ちに…。





by kaiju-momonga | 2010-02-24 15:37 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(0)

温情 (パートナー 第5話より)


ヘユン。



「ちょっといいか」

目礼する男性を、自室へと呼びつけるヨンウ。



「お母さんの具合はどうだ?」

「手術が済んで、昨日退院を」

相手の唇の端に浮かぶ笑みが、儀礼的であることにも気付かず、
気遣いへの謝意を述べる男性に対し、一言。

「よかった」

そして、張り付けた微笑みをそのままに、もう一言。

「大変だったろ。ミスするほど」



「はい?…どんな?」

心当たりを必死で探す。



「ヘユンのパートナー弁護士に昇格したいか」

「…はい」

唐突なヨンウの台詞に、その真意を測りかねながらも、
正直な胸の内を答える男性の脇の机に、
音を立ててゴシップ誌が投げ出される。

「こんな記事も止められず生き残れると思うか?
 ヘユンを見くびっているのか?」

「…申し訳ありません」

表紙に躍る『ジンソン財閥会長また密会』の文字に、狼狽を隠せない。
謝罪するしかない立場に、さらに厳しい言葉が投げ掛けられる。

「謝る必要はない。結果は自分にはね返るだけだ。
 一度目は失敗でも、二度目は実力だ」

もう、返す言葉もない。

「今回は目をつぶる。うまく処理しろ」

最後のチャンスを与えられ、悲愴な決意で答える。

「お任せください…!」



その言葉に満足したのかしないのか、
ポーカーフェイスを崩さないヨンウが、立ち去りかけた背中に声を掛ける。

「フロントに牛骨を預けてある。お母さんに持っていけ」

実直そうな眼鏡の奥に浮かんだ途惑いが、感謝に変わる。

が、それを表す必要などないとでもいうように、
追い払うような手振りを示すヨンウである。



しかし。

深々と頭を下げた男性の胸には、
この、冷徹な創業者の血をそのまま受け継いだと評判である長男の、
隠された心のうちが、確かに伝わったことだろう…。



ヨンウの胸ポケットの携帯が震える。
着信画面の、ジョンウォン、という名を確認した彼が、答える。

「俺だ。どこがいい?」

ステーキを食べたい、という彼女のリクエストに馴染みの店の名を告げ、
彼は車を走らせる。

まさか、その同じ店に、弟もまた向かっていることなど、知るよしもなく。








たぶん。

チェ・チョロふぁんでもなければ、
このシーンに着目することはないのではないか、と思われる。

話の流れの中に埋没してもおかしくない、とりたてて特徴のない、一見なさそうな、
この一連の流れ。

なぜ、私がこの場面を取り上げるのか。
それは。


この場面の彼が。
「よかった」という台詞のあとの、このチェ・チョロが、
好きだから。


だって、カッコいいんだもんっっ


それだけで~す♪



マジかよ…
あれだけ、作品としてどうのこうの、と、能書き垂れてたクセに、
なんなんだ…?




だ・か・らぁ。

言ったじゃない。
すてきなチェチョロを見ることができれば、それで幸せなんですってばっ。



基本は、そうです。

で、ついでに、能書きってヤツも垂れとこうかな。(笑)



「牛骨」の件は。
ストーリーの展開上は、別になくても、さして影響のないところだとは思います。

しかし、ヨンウの人となり、ということを視聴者に印象付けるという意味では、
この台詞は、とても有効だと思いますね。

もちろん、このときの手の振り方については、
なにもそこまで演らんでも、チョロさんったら;などと、
たとえファンであろうとも、苦笑を誘われたりはしますけども。



このシーンの巧みなところは、
ヨンウの、ビジネスにおいては非情な側面をきちんと描写し、
さらに、でありながらも、彼が温かな人間性を決して捨ててはいないことが、
観ている側の我々に伝わるところだと思います。

このような小さなエピソードの積み重ねがあればこそ、
テジョの裁判の際に彼が取った行動が、表に現れている顔とは相反する行動であろうとも、
あぁこの彼ならばそうするだろう、と、
突飛には感じず、すんなりと受け入れることが出来る訳で。

その点が、私が、このドラマの人間描写を高く評価する所以でもあります。

矛盾する感情が、ひとりの人間の中でせめぎ合う。
そのことを描いてこそ、人間を描くということだと、私は思いますので。

それは、その作品が、たとえコメディであろうとも、同じことです。

振り幅が最終的にどちらに傾くのかは、それぞれの作品の方向性により違えど、
所詮、ただの絵空事であるドラマというものを、視聴者に納得させるためには、
登場人物の生育過程までをも想像できるような、綿密な性格設定と、
彼らの揺れ動く感情を現実のものと感じ取れるリアリティが、
どうしても必要なのだと思います。

もしかしたら、虚構の世界だからこそ、現実以上の現実味が必要なのではないか、
とさえ思います。

今、普通に生きて生活している自分の行動に、
いちいち何某かの感情の裏付けがあるか、といえば、
そんなことはない、と、逆に断言できたりもします。

でもそれは、現実っていうのは、もう、まさに、現実そのものでしかない訳で、
だからこそ、どんなに荒唐無稽な言動であろうとも、
それは現実に起こっていることなのだから、成立し得るので構わないんですよ。

けども、それをドラマでやられてしまうとね。

途端に、ただでさえフィクションにすぎない彼らの世界が、
それこそもう、陳腐な子供だましのお伽噺にしか見えなくなってしまい、
非常に萎える。


…と、思わず語ってしまいましたが。

このパートナーは、そういう意味で、よく出来た作品であるということです。



   ほかにも、観ているものがありましてね。
   つい、いろいろと考えちゃうんですわ。

   でもま、考えることができちゃうのも、日本語字幕があればこそ、でありますから。

   なんで、あぁなってるのかサッパリわからない、
   10歳年上の彼女との恋とか、人妻との関係とかも、
   いつか彼らが私の解する言語で語ってくれさえすれば、
   ちゃんとわかるようになるんですかねぇ。

   どうなんでしょうね、バンソク先生…?





さて。

実は今回も、懲りずにやっております、台詞の変更。

まず。

「こんな記事も止められず生き残れると思うか?
 ヘユンを見くびっているのか?」

冷酷ぶってるヨンウくんが、明らかに自分より年上の男性を、叱責し倒すトコロです。

字幕では。

「こんな記事も止められず生き残れると思うか?
 ヘユンをナメてるのか?」



……。

ナメたきゃ、ナメてもいいけど。

ヨンウにだけは、させんといてほしいなぁ、できれば。

彼ね、一応、エリート弁護士なんですよ。
その実体は、愛人のお膝で「いいこいいこ」して貰ってる黒毛の子犬であろうとも、
表向きはね、あくまでも、紳士的で隙のない切れ者、のはずなんですよね。
0時回った渋谷センター街をうろつくチンピラとでも、お間違えか?


余談ですが、この「ナメる」という言葉。
俗語ではありますが起源は案外古く、戦国時代には既に、こうした意味で使われていたそう。
ですから、正しい日本語として間違っているという訳ではありません。


もしかしたら、テジョなら、こんな言葉も使うかもしれないとも思います。
いや、彼がチンピラってことではなく、やんちゃな次男坊のテジョならさ。
彼の見せる、法廷での柔軟な態度から想像すれば、ナメるのも、またアリだとは思います。

でも、ヨンウだよ?
家庭のある30代男性が、冷静な仕事の場で使う言葉だってこと。

それよりなにより、外面だけはなんとしてでも取り繕いたい、えぇカッコしぃの長男が、
こんな俗っぽい言葉を口にしたくはないと思うわ。
彼の美意識に賭けても、絶対せぇへんと思うわ。

そこんとこ、おわかり?





ツツくツツく重箱の隅シリーズ、お次は。

ジョンウォンからの電話に出るヨンウ。

「俺だ。どこがいい?」

正しくは。

「もしもし。どこがいい?」

です。



いや、ちゃんと確認してるしさ、ジョンウォンからだって。
で、もしもし?
言う?

アタシは言わんけど。

彼、第2話での妻からの電話には、「俺だ」って出てるんよね。

だから、敢えて変えたの?
うそぉ。



実際には、「もしもし」も、まぁ在るでしょう。

ただ、その「もしもし」には、
「もしもし?」だったり、「もしもしっ!」だったり、「もしもし…」だったり、
いろいろなニュアンスがある訳ですよ。
そのニュアンスを考えるとき、この場のヨンウは、
少なくとも私の中では、「もしもし」なんて言葉は使わないんです。

この日は、いつもの木曜日なんですよ?


木曜日の夜9時、320号室。

彼らの逢瀬が、状況変化への即時反応力に欠けるヨンウくんの希望で、
同じ曜日の同じ時間に決められていることが判明したのは、第3話でのことでしたが。

ほかの曜日にだって会ってるかもしれない?

そうね、もし、彼らの職業が多忙な弁護士でなければね。

ヨンウくんのほうは、家族サービスだってしなければなりませんし、
週に一度が限度ですって。


週にたったの一度、彼が、すべてのしがらみを忘れ、本来の自分でいられる、その日に。
その相手からの電話に、
そんな「もしもし」だなんて、お行儀よくは出ぇへんわっ。



この四文字に、ここまでイチャモンつけられようとは、
翻訳者も想像だにしなかったとは思いますが;
ヨンウには、ワタクシ、並々ならぬ愛情を注いでおりますので。
コマカイよ。ウルサイよ。わるいけど。





こんな調子でクドクドと言っておりますので。

メ~テレ、もう第7話まで放映されてるんだけど。
進まへんわ、どうしましょ。衛星劇場もまた始まるっていうのに。



宝石のように高価なショコラを、大切に大切に味わうように。
パートナーを観ている、私です。





by kaiju-momonga | 2010-02-22 14:54 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(4)

パートナー 第5話 (メ~テレ版)


よくできました、がんばりましたね ♪


何事だ、唐突に…?


いやさ、子供は褒めて育てよ、といいますし。
メ~テレだって、褒めりゃ育つかと思ってさ。


まず。

先回、切るなっと叫んだアレ。 待ち合わせたジョンウォンの読む本を閉じる、指。
詳しくはこちらでもご参照のこと。

よくできました。
だからどうってことのさしてない、重箱のスミではありますが。


ならば、何故…?


だって見たかったんだもん、私が。


理由はそれだけなのか…?


それだけです。
わるい?

アタシだって、いつもいつも作品としての整合性を追い求めている訳じゃ、ないんよ。
ショージキなんだっていいの。すてきなチェチョロを見れれば、それで幸せなのさぁ ♪


でもま、こんなトコロにまで、ちゃんと気を配れるようになったのかと、
その成長を喜ばしく思いましたのに。

このアホがっ。


あ、しまった。
叱る必要があっても怒ってはいけないんでしたよね。

でもそれは、子供が相手のオハナシだわ。
メ~テレよ、もしやキミら、実は5歳児だったんかっ?!





振り向いた男の顔を、彼は直ちに認識できなかった。

いや、わかってはいた。
しかし心が否と叫ぶ。

なぜだ。
なぜ、彼女がこの男と?!


彼の右拳が男の顔に飛ぶ。

見慣れたその顔に。
彼が兄と呼ぶ、その男の顔に。


二度はおとなしく殴られたのは、多少の良心の呵責からか。
だが三度目に膝をついたのはテジョのほうだった。


「一度ならず…、また傷つけるのか!
 なんでまたジョンウォンなんだ?!」

身を起こすのももどかしく、兄の背中に鋭く問う。


「あいつの望んだことだ。」

振り向いたヨンウが、表情を変えずに言い放つ。

「何だって?!」


「ジョンウォンは強い女だ。俺のそばにいることを自ら選択した。」

その台詞が、そう思い込みたい兄の纏った無意識の鎧ゆえだとしても、
テジョの中で、一本の糸が切れる。


「兄貴は…、笑顔しか見てない。
 兄貴が別れを告げたときも、平気なふりをしていた。
 だからって、傷ついてないと思うのか?!」

ヨンウの顔色は変わらない。
変えられない、弟の前では。
それがいっそうテジョの感情を昂らせる。

「ジョンウォンが、どれほど…!」


ヒールの音が近付く。

「行きましょう。この店は避けないとね。」

母に諭され連れられる幼子のように、腕を取られるヨンウ。


「どうして…、自分を傷つける?!
 俺じゃなくてもいい、兄貴じゃなければ…!」

尚も、信じがたさを全身で訴えるテジョに悟ったような微笑みだけを残し、
ヨンウとともに走り去るジョンウォン。






この場面。

この場面のあと。



そりゃ、私だって、コメ欄でご指摘いただかなければ、
数あるヨンウの台詞のうちの、ほんのひとつ、
という認識だったのかもしれませんけれども。

一度見ればわかることじゃない。
なんで、なんでここで CM いくのさっ。

いや、いってもいい。それはもう仕方ない。
でもまさか、 CM 明けがユン先生と事務長だとは…。

メ~テレの、どアホっっ!





車内。

無言のふたり。
ヨンウの、ただ前のみを見詰める険しい眼差し。

やがてぽつりと。

「わざと冷たくしたのか?」

答えはない。

彼女の、微かな笑みすら彼の視界には無くとも、
お互いに、わかりすぎるほどわかる本心。


ジョンウォンの指に、ヨンウのそれが絡みつく。

求めても求めても叶えられないのならば、
せめてこの指先だけでも通わせよ、とでもいうように。






リアルタイムで観ていた初見時。
もしかして、彼のほうが彼女に縋っているのだろうかと、ふと思ったのがこのシーン。


第4話でのヨンウはまだ、ジョンウォンの前でも自分を崩してはいなかった。

けれども。

弟の訴えるような叫びに。
平気な姿しか見せない彼女が、本当は深く傷ついてい、
傷つけたのは自分だ、という事実に。

心の奥では気づいていながらも見て見ぬふりで過ごした己を突きつけられ、
そして自己と向き合ったとき、真情を抑えきれなくなったのだと思う。



始めは、そこまでは気づけませんでした。

ジョンウォンの指がヨンウを求める。

以前は、そう表した私です。



でも、今ならわかる。

ジョンウォンは、求めたのではなく「応えた」のですよね、このとき。



触れられた手を気にも留めず、見るともなく窓の外を眺めるジョンウォンが、ヨンウを見やる。
視線を動かさず、ただ、握ったその手に力を込めるヨンウ。

彼の気持ちを受け止めるように、手を組み替える彼女。
絡め合う指。




この指を。

そして。

弟と彼女との長年の友情も身近に見てきた彼だからこそ、
それでも弟を冷たくあしらった彼女の心のうちを、一瞬にして悟った一言を。


失くしちゃあかんでしょ、メ~テレくん…。



いい? よくお聞きなさい?

キミらが不要と判断したトコロはね。
テジョとウノにとっても意味のある、大事な場面だったのですよ?



衝撃のあまり虚ろな目をしたテジョが、地下駐車場から上る車道を歩き始める。
危ないじゃない、と止めようとするウノの声ももう、彼の心には届かない。
轢かれたらどうするのよ、と文句を言いながらも後を追うウノ。




第4話で、テジョがウノを見守り歩いたのと同じほどの距離を保って、
けれども、けっして遠ざかりもせず、今度はウノが、テジョを見守る。

このふたりが、ただ甘ったるいだけの恋愛へと走らず、
男と女というよりは、まず人間同士としての信頼を深めてゆく、その様が、
この作品の持ち味がほかとは一線を画す、大きな魅力だと思うので。

少しずつ少しずつ縮まる距離。

その大切な一頁だということが、なんでわからんの?



どうしても、どっかをカットしなあかんのなら、スニにしなはれ。
アレはアレでいいトコもあるけども、背に腹は代えられんもん。

詫びなら私から入れとくからさ。 この際、犠牲になっていただきましょうよ、ね?


スニを切るってことは、キム・ドンウクを切るってことやけど。
だからって、ウチを襲うのはやめてよ、もうひとりのドンウクくんファンの方々…。


そうだ、衛星劇場!
アンコール放送ですってよ?

契約契約。

私?

とーぜん。
もう持ってるけど、まだほしいもん。


別に回し者でもなんでもないけどさ。
観といたほうが、いいですよ、コレ。


放映は今月。24日早朝5時から。

日割り計算はできないそうなので、
はい、さっさとけーやく。


メ~テレなんか見限って、そっち観て語ろうや、な?



<追記>

でも、この衛星劇場 HP の、ストーリーならびに人物紹介も、なんかちがう。
ちがうのは私のほうなのかもしれませんが。

なにがどう違うのか。

その微妙なニュアンスを、どうぞ、あなたのその目で、お確かめいただきたい。
ぜひ、そうしていただきたい。

そして、感想を書いてください。

こんな場末のブログにコメをくれ、などとは言いません。
ご自分のところでも、どこか有名どころでも、どこでもいいから、
パートナーについて語ってください。

草の根分けてでも、必ず伺いますから。
教えてください。 あなたのパートナーを…。





by kaiju-momonga | 2010-02-13 00:59 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(0)

予兆 (パートナー 第4話より)


夜。 眠るにはまだ早い時刻。
地下のバーから階段を上った、大通り。

路肩に停められた、助手席のドアの開けられたままのヨンウの車。


「死ぬかと思ったわ…。…会いたくて。」

縋りつくジョンウォンを前に、ヨンウの眉間に微かな途惑いが走る。

こんな台詞を口にする女ではない。
ないと思っていた。


「そうだ、お酒のにおいは嫌いよね…。」


彼の内心のざわめきに気付いたかのように、身を離そうとするジョンウォン。
だが、思いがけぬ力で逆に抱きすくめられる。

「構わない、お前なら。」


ジョンウォンの全身に歓びと、そして哀しみが満ちる。
たとえ一瞬でも、この力強い温もりさえあれば、またいつもの私に戻れる…。


そっと腕の力をゆるめたヨンウが、尋ねる。

「どうした、何かあったか?」

口のきけない童女のように、ただ首を振る彼女。

「何もないわ。あなたさえいれば。」


無いはずはない、とヨンウは思う。

このように、俺に対する感情を露呈する女ではなかった。
何があった…?


「送ろう。」

「うん。」

たとえ何かあったとしても、これ以上は踏み込むことの出来ない彼である。

せめて。

シートベルトをカチャリと締める。
彼女の身だけでなく、その心をも護れよ、と願いながら。






3秒。
たった3秒の我慢が、どうして出来へんのかなぁ。

ヨンウに身を預けたまま助手席へと連れられる、
酔いにおぼつかない足取りのジョンウォンが、
身を翻し彼に抱きつく。

このさ、一度は素直に座席へと収まろうとしつつも、思わず、ってのがポイントなんだと思うよ。
いきなり背伸びして首にぶら下がってるジョンウォンに、
途惑っちゃうやんか、メ~テレ視聴者は。


ヨンウの妻と顔を合わせてしまったことで、ずれた歯車が回り出してしまった、ジョンウォン。

先に狂いだしたのは彼女のほうだけれど、ヨンウもしっかり引き摺られ、
彼らの気持ちは暴走を始める。

ヨンウの鎧に入った亀裂が、あなたには見えますか?



ところで。

スミマセン、また変えてしまいました。

「構わない、お前なら。」


酒臭い女を嫌うA型気質のヨンウくんが、
お前ならいいんだよ、って抱き締め返すトコね。


ホントはね。

「構わない。君の香りだ。」

です。



迷ったんですよ、ココは非常に。

だって、そういうことだから。
彼は、ヨンウは、構わないのよ。
君の、ジョンウォンの「香り」だから。 辟易とする酒の匂いだってさ。


ただ。

だからって、それを字面で説明されるとね、白ける私もおりまして。

ジョンウォンの髪に頬を寄せる彼の、表情は厳しいままだけれども愛おしげな、
その行動のみにおいて、充分伝わりますがな。

そんなにアホじゃないって、視聴者は。



さらには。

「君。」


彼のさ、綻びの兆しでしょ、このシーンは。

このふたりが再会し、いわゆる不倫と呼ばれる関係となってから、
そんなに日が浅い訳ではないと私は思うので。

愛人でありながら、もはや妻であるかのような倦怠も、ふたりの間にはあったと思う。
ジョンウォンには求める一方で、
彼女ならばこんな関係でも大丈夫、とタカを括る感も、ヨンウにはあったはず。
弱みを見せないジョンウォンだから。

それが、もしかしたら違うのか、と。

彼女の見せた弱さに彼が揺れ始め、母の愛を求めるだけの幼子から脱皮し、
真に成熟した大人の男となるのは、まだまだ先のお話ですが、
その、自らを閉じ込める堅い殻に、つと入ったひび割れの、顕れの場面だと思うんですよね。

その場において、彼は。
こんな他人行儀を装って、君、と呼び掛けるのかしらねぇ。


でもまだ、そのひび割れは、彼にも自覚できないくらいの、ほんの小さなものなので。
だから敢えてこうしたのか、そこのところはわかりません。



ヨンウは、ジョンウォンのことをなんと呼んでいるのか。
とりあえず、ザッと確認した限りでは、名前で「ジョンウォン」と呼ぶことが一番多かった。

けれども、第14話中盤のあのシーン。
彼の変化におけるエポックともいうべきあの場面では、「お前」と呼んでいるのです。

だから、この第4話ではまだ「君」なのかもしれません。
私は変えちゃったけど。



細かく言えば、「構わない」という言葉の響きにも、当初若干の違和感が。

非常に美しい文語体ですが。 言うんかね、この状況で?

でも、そこはやはり、外国の物語を見せる、という必要がある訳なので。
なんでもかんでもアタシらにほんじんの日常語にしてしまっては、
作品としてのクォリティにも響きますしね。

この台詞を何度も何度も観返して。
チェ・チョロの心の襞を読み取ろうと目を凝らし。

このときのこのヨンウならば、
まだ、ジョンウォンに対しての自分を保てている、このときの彼ならば。

「構わない」。

よし。 許す。

あいかわらずの上から物言い。




ウルサくてごめんね。
我ながら、窓の桟を指で撫ぜ、埃の有無を確かめる姑のような嫌らしさですが。

愛ですよ、愛。

こちらのお子は出来がよろしいので、
ついついそれ以上を求めてしまう、愚かな親心ですよっ。



出来がよくないほうとは。

わかってるよね、スンジュっ

(笑)





by kaiju-momonga | 2010-02-06 13:14 |  2009 パートナー | Trackback | Comments(2)